餃子を布団にして眠りたい
さとうきいろ
六首連作 餃子を布団にして眠りたい
淋しいは言えない夜だし特大の餃子を布団にして眠りたい
しあわせがご家庭にない場合なら味の素でも代用出来ます
スーパーで投げ売りされる使い切りサイズの希望三つで千円
三軒は回ったけれどコンビニの肉まんどこも準備中でさ
この街に馴染ませていく鶏肉に染み込む味にも慣れつつあるし
もうぜんぶ餃子にします感情を餡にし捏ねてわたしは生きる
餃子を布団にして眠りたい さとうきいろ @kiiro_iro_m
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます