第3話 小学校入学〜3年生

ようやく小学校に入学でき、心身ともに成長したかというと全くそんなことはなかった。

一年生の一学期は毎日学校に行きたくなくて泣いていた笑

自分でもここまで泣き虫か!と思い笑ってしまうぐらいに。

毎日近所の子が迎えにきてくれて渋々泣きながら学校に行ったが、本当に学校に行きたくなくて泣いていたのか今となっては全く思い出せないしなぜいきたくなかったのかまったくわからない。

正直、自分の一年生の頃の思い出、記憶はこれしか残っていない。

ただただ泣き虫だったこと。

それはもしかすると今も変わってないかもしれない。

2年生になり、さすがに学校に行くのに泣いたりすることはなかったが、2年生の時に強烈に覚えている記憶が一つだけある。

そこでは、またしても泣いているのだが理由は違う。

給食の給仕当番の時におそらくみんなでふざけており、今まで見たことのない形相で担任がブチギレてたのである。

その日、給仕当番の子たちはみんな大泣き、男女問わず大泣き。

隣のクラスの先生が駆け付けるぐらいの大泣きであった。

その時に唯一、泣かなかった子がK君。

当時は特段仲良かったわけではないし、友達のうちの1人なのだが、中学生以降にグッと仲良くなり今でも仲良い友達の1人となった。

ただ、この話はまだまだ先の話なのでその時はK君だけ泣かずにすごいなと思ったのと同時にこいつなんも思ってないんか?悪いとかいう感情ないんか?と思ったものである。

2年生は本当に記憶がなくて、唯一のエピソードがこれになってしまったが、変わって3年生も特段大きなエピソードはない。

3年生になり、プロレスごっこが流行ったり、昼休みにグランドの真ん中でみんなで座って好きな子を発表したりと私が思う一般的な小学3年生とはこういうものってようなことばかりしてた。基本プロレスごっこは危ないから砂場でやっていたが雨で教室でやってた日に私の対戦相手が頭部を床に強打し、めまいと嘔吐に襲われ病院に行ったり喧嘩が多くなったりあったがなんだかんだ楽しかった思い出がある。

そして、泣き虫なところは未だ治っていない。

喧嘩して相手を床に押さえ付けてるのに泣いてるのは自分というわけわからない状況になったのも覚えている。

恋愛?は、3年生の時に好きだった子は人伝に結婚したと聞いた。ただ3年生の時に好きだった子が結婚したからと言って特段何も思わない。

それは誰しもがそうかもしれないが、本当に知ってる人が結婚したという事実のみである。

こうして文字に起こして振り返って思うのはただただ自分が泣き虫だったことだけであった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私の半生 @tvk3

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る