第6話
いつものように台車で薬局の裏口から入ると、商品の在庫スペースになっていて、そこで着ぐるみを脱いで全身タイツのままシャワーへ行くんだけど、その日は違ったの。
裏口から入ると一哉はリアルカエルの私を抱きかかえると、2階の自分の部屋へ。
部屋に入ると部屋の鍵を閉め、ベッドに着ぐるみを着たままの私を優しく置いたの。
股を閉じることもできず仰向けの状態。
仰向けにされると手足が上を向くので満足に動くこともできない。
一哉は私に覆い被さると、覗き穴に顔を近づけこう言ったの、アヤずっと好きだった。
私はその言葉で固まってしまい動けなくなってしまった。
固まった私の前で一哉はズボンを下ろし、再び覆い被さる。
一哉はリアルカエルの私を抱きしめ、そしてゆっくり優しく私のアソコに熱いモノが侵入してきたの。
すごくビックリしたわ。
でもそれが何か、すぐに分かったんだけど、抵抗せずに受け容れたの。
私も一哉が好きだったから。
それになぜ一哉のモノが着ぐるみ越しなのに侵入してきたのかも、感じていた違和感から分かったの。
リアルカエルの着ぐるみがいつもよりスースーする感じがしたのは、股のところに穴が開けられていたから。
そしてラバースーツの股のところに、コンドームのような袋が付いていたこと。
それはこのためと、私は一哉に強く抱かれながら理解できた。
ラバースーツで口が閉ざされ殆んど声を出せないまま私は逝ってしまった。
一哉も逝ったようで私の上に覆い被さってきた。
私はカエルの腕で一哉を力一杯抱きしめたよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます