何か一つ、発する言葉や行動を誤って、みんなから除け者にされてしまう経験。
それは変わり者だからとか関係なく、誰もにありうることだと思う。
本作の主人公も、オカルト好きでそれ故に少しだけ言動を間違ってしまったためにクラスでは腫れ物扱いされている。そんな主人公が、オカルト趣味にのめり込み、自らの理解者として召喚したのはなぜか、バッファローの群れ──。
トンチキ展開ではあれど、ちょっとの言動で除け者にされる可能性が誰にでもあるのであれば、その逆もまた然りであるということを、本作のバッファロー達は教えてくれる。