第17話 ラストジャーニー〈上〉
忍び込んだ先は白く、冷たく、そして清浄な部屋だった。
ある夜、春が翠の病室を訪ねると「とっておきのデート場所がある」と言って連れ出された。
その結果、案内された場所――その扉には〈遺体安置室〉と書かれていた。
物言わぬ先客が三人いたが、翠は構うことなくその部屋に春を招き入れて扉を閉めた。
「暗いイメージがあるけど、案外清潔で静かな場所でしょう。葬式ゲーム愛好家の春さんなら気に入ると思ったんだ」
「確かに思っていたのとは違うけど……また趣味の悪いことを考えましたね」
部屋を見渡して春は言う。
簡易的な解剖台にストレッチャー、そして遺体安置用冷蔵装置がパネル状に設置された部屋。
適度に広い安置室はドラマや映画のイメージとは違い、落ち着いた光源が確保された白亜の空間として春の目に映っていた。
「失礼な。おれは昔から時々ここに忍びこんで考え事をするのが趣味なの」
「考え事?」
「そう。たとえば、あっちに寝ているあの男の人。彼はどこで生まれて、どんなふうに生きて暮らして、そして死んだのか。そうやって、ここにいる人の人生を想像してみるの。そういうゲームを一人遊びの代わりによくやっていた」
翠にとってはこの病院は勝手知ったる場所で、春と過ごした時間の何倍も長い時を過ごした場所でもある。
ありとあらゆる暇つぶしや悪戯に精通していてもおかしくはないが、またひとつ後ろ暗い趣味を共有することになり、春としては苦笑するしかない。
「じゃあ、あっちの女の人。彼女はどんなふうに生きていたと思う?」
翠が問いかける。
春は手近なストレッチャーに腰掛け、思惟を巡らせた。
「そうですね。札幌で生まれ、広い庭付きの家で育ち、小さな頃から犬を飼っていた。ペットが大好きだったから、動物系の専門学校へ通って、資格を取った。札幌近郊の動物病院に就職が決まって、今は卒業までのモラトリアム。でも、幸か不幸か愛犬の散歩中に事故に遭って不帰の人となった。だからここにいる」
「初めてにしては悪くないです。でもまだ現実的すぎてつまらない……ひょっとしてカンニングしていませんか」
「すみません、血の匂いからちょっとだけ」
「もう、こういうのは想像力を働かせて遊ぶのがいいのに!」
「僕とは少し相性が悪いゲームのようだね」
「むう」
翠は頬を膨らませるが、すぐに何かを思いついた顔になると空いているストレッチャーに乗り、周囲の遺体と同じく自分もその上に寝そべった。
「翠?」
翠は首を傾けて春の方を見た。そして告げる。
「じゃあ、もう少し想像してみて」
「なにを?」
「おれは? おれはどんなふうに産まれて、生きて、暮らして、そして死ぬのでしょうか。聞かせて」
そう言って翠は目を閉じて見せる。
安置室の処置台に横たわる少女の体は細く、肌は青白く透き通るようで、生きているのか死んでいるのか、見た目だけではわからないように思えた。
ただ、薔薇色の頬にすっきりとした顎にかけてのラインが辛うじて生気を感じさせている。
春は心の奥底で安堵しつつ、ゆっくりと口を開いた。
「十八年前、この街で生まれた女の子は翠と名付けられ、母親が亡くなった後は、とても素敵なお姉さんに育てられた。女の子――翠は可愛らしく成長し、高校生にまでなったけれど、同時に病が彼女の心身を蝕んでいた。ある日、翠は自分がもう少ししか生きられないことを知らされた。でもきっと、そうなる前から彼女は自分の命について薄々気づいていたのだと思う。ともかく翠は日々を懸命にすごしながらも、葬式ゲームをしたり、死体安置所に忍び込んだりして自分の死について準備をしていた、そのつもりだった。でも、翠はある日、どうしようもなく愚かで人でなしの青年と出会ってしまった。他人のお葬式の夜にね」
春は翠の方を見た。
目を閉じて胸の上で手指を組んだまま、翠は言葉の続きを待っているようだった。
「翠は青年を変えた。青年も翠を変えた。二人は恋に落ちたけれど、青年には秘密があった。その秘密のせいで青年は人を大勢傷つけた。翠のことも。けれど、翠は自分を見くびるなといって青年が作っていた壁を簡単に越えてきた。短い間だったけれど、色々な場所に行き、互いを知り、精一杯恋をした。そして、最後は――」
どんなふうに死ぬのか。
どんな形で物語を終えるのか。
それを想像することは決して難しいことではなかった。けれど、春にはどうしてもその続きを口に出すことが出来なかった。
「ねえ、最後は? 最後はどうなるのさ」
横たわったまま目を開けて、翠が続きをせがんでくる。
春は翠が胸元で組んだ手指に自分の手を重ねると、
「……とても幸せな形で物語は幕を閉じる。これでよくない? 翠はハッピーエンドの映画が好きでしょう」
「最悪。まるでクソみたいな恋愛映画のあらすじを聞かされているようでうんざりだ。最後に病院が爆発して終わるとか、そういうB級映画みたいなオチの方がまだマシ。春さんは次回までにもう少しお話を上手くできるよう練習してくるように」
憎まれ口を叩きながらも、翠は淡く微笑んでいる。
「でも、聞いちゃいけなかったかな。ごめんなさい。ひどい質問でしたね」
「それは……僕の方こそ、上手く返せなくて申し訳ない」
「いいの。平気」
どうやら翠は形だけでも春がゲームに参加したことで満足したようだった。
翠は身を起こすと寝台から降りて、春の腕を借りて立った。
「さて、もう戻りましょうか。見回りの時間も近づいてきたし」
「……翠がいいなら」
「それじゃ、行こう」
春は翠の手を取り、少女を抱えるようにして歩き出す。ふわりとして、重さを感じることのできない身体だった。
最後。物語の終わり。
その言葉がどうしても春の脳裏から離れなかった。
§
八月上旬、ススキノはバー〈proof〉にて。
店に立つには些か緊張した面持ちの春が、一組二名で予約を入れた客の到着を待っていた。
「環波くん、顔、顔。こわいからもうちょっと表情柔らかくね」
「
「うわあ、笑顔も引き攣ってるし。それじゃお客さんが逃げちゃうよ」
「大丈夫。これから来る女性は逃げるどころかこちらの弱みを見抜いて急所を狙って突っ込んでくるタイプのひとですよ」
「それのどこが大丈夫なんだい」
カウンターに立った春を店主である小此木が宥めている。
いつもは柔らかな物腰に人好きするタイプの容姿も相まって飄々としているように見える春だが、今夜は違っていた。
視線はどこか落ち着きがなく、グラスを磨く手許さえも覚束ない。
小此木にとってはこのような余裕のない様子の春は目にしたことがなく、どこか人間味を感じさせる微笑ましいものだったが、春本人にしてみればそれどころではなかった。
だって、来てしまうのだ。
もうどうしようもなく、彼女たちが来てしまうのだから。
その時、ドアベルが鳴り、新たな客の来店を告げた。
「こんばんは。環波さん、いますか」
涼やかな声が響き、妙齢の美女――榎島朱美が顔を出した。
それに続いて、童顔ではあるが堂々として余裕のある所作の男性が連れ立って入ってくる。今日は両者とも平服姿だった。
「こんばんは。どうぞ、こちらへ」
小此木がいつも通り、茶目っ気たっぷりの微笑みで彼らを迎えた。
対する春はぎりぎり引き攣っていない微笑みを浮かべるばかりだった。
「二名、二十二時予約の榎島です」
「お待ちしておりました。外、暑かったでしょう」
おしぼりと水のグラスを出しながら、春は努めて冷静に接客を開始する。
「ええ、でもここが涼しくて助かる。隣にいるのは
「どうも、はじめまして。環波春といいます。その……朱美さんの妹さんとお付き合いをさせてもらっている者です。仕事は、見ての通りここでバーテンダーをさせていただいています」
春が微笑むと、秋月と呼ばれた男性も会釈した。
童顔だが表情は大人びており、場違いにならない程度の微笑みを浮かべている。悪くない印象の人物だと春は思った。
「はじめまして、秋月と申します。朱美さんから話を聞いて、今日は同席させてもらうことにしました。札幌エルム総合医療センターで医師をやっています。翠ちゃんの主治医でもある。といっても、ぼくはただ美味しいお酒が飲めると聞いてくっついてきただけなんですが」
「そ、れは……ありがとうございます。どうぞ、まずはメニューをご覧になってください。メニューになくても材料があればご用意できる品もありますので、それぞれお好きなものを頼んでください」
そう言いながら、春は内心では大きく動揺していた。
翠の姉の朱美、そしてその恋人で翠の主治医。
こんなのはほぼ両親への挨拶も同然ではないか。いったいぜんたいどんな巡り合わせでこんなことになっているのだろう。ちょっとだけ――いや、かなり人間関係が複雑ではないだろうか。
タスケテと目線で小此木に合図をするが、小此木はおそらく意図的に無視をして、他の客のリクエストに応え始めた。あんまりだと心の中で嘆くも、始まってしまったからには続けるしかない。
「じゃあ、ぼくはダイキリで」
「わたしはモスコミュールでお願いします」
「承知しました」
春は二人のオーダーを聞いて、カクテルを作り始める。
その中で、最初に口を開いたのは秋月だった。
「環波さんは」
「春で大丈夫ですよ」
「……春さんは、夜中よくうちの病院に忍び込んでいるよね。翠ちゃんの部屋は九階だけど、あれどうやっているわけ? きみ、ひょっとしてあれ、スパイダーマンみたいなやつ?」
「へぶっ」
出し抜けに投げかけられた問いに春は思わず吹き出してしまう。
まさかバレていたとは思わなかった。
「な、あ、あの……知っていらっしゃったのですか。僕のこと」
「病院は内外問わず防犯カメラや監視カメラが多くある場所だ。あとは翠ちゃんのバイタルサインはナースステーションで随時チェックされている。だから、ほぼ僕らには君のことも含めてダダ漏れだと思っておいた方がいい」
「……はい。ありがとう、ございます」
秋月の言葉は警告であり忠告でもあった。お前のことはわかっていると告げると同時に、暗にそれを黙認していることを伝えてきたのだ。
職業意識の高さを物語った態度だが、翠のことを案じる家族としての側面も垣間みえる発言だった。
「まあ、翠ちゃんの悪戯はともかく君の方は悪さはしないだろうし、ね。なにより今の翠ちゃんには一番の特効薬のようだから、これからもよろしくと言っておく。これは主治医の意見半分、義兄としての意見半分というところ」
「ご忠告、痛み入ります」
「もう堅い話はしないよ。だから安心して」
会話をしながらも、春は作り終えたカクテルを朱美と秋月にさしだした。
「どうぞ。そちらがダイキリ、こちらがモスコミュールです。それと、今日は僕から季節のフルーツをサービスさせてください」
あらかじめ用意しておいたフルーツの盛り合わせをテーブルにさしだす。
「賄賂か」
「賄賂だ」
朱美と秋月が同じタイミングで突っ込みをいれてきた。もはや最強カップルも同然だった。
「わ、賄賂……ではないんですが、まさか本当に来てくださるとは思っていなかったので。お気持ち程度で申し訳ないのですが、お酒のアテにしていただければうれしいです」
「冗談だよ。こちらこそありがとう。遠慮なくいただきます」
朱美がいい、葡萄を一粒つまむ。
「悔しいけど、お酒もフルーツも美味しい。春さんは接客も丁寧だし、真面目に働いていることがわかってよかった」
「なんだか授業参観みたいな気持ちになりますね」
「もちろん、そのつもりも兼ねているけど。そうだ、忘れないうちに頼まれた物を渡しておく」
そう言うと、朱美は自分の鞄から一冊のノートを取り出した。
ノートというよりは日記帳のような品で、ステッカーやシールでデコレーションされた可愛らしいものだった。
「……本当にいいんですか」
「いいよ、それに貸すだけだからね」
「はい。ありがとうございます」
そのノートは翠の〈やりたいことリスト〉とその進捗等が記されたものだった。
翠は脳にある腫瘍のせいで、記憶に影響が出ており、もうそのノートの存在はおろか、そのようなリストを作ったこと自体を忘れてしまっている。
だが、春はその存在を覚えていた。せめても、かつての翠が願ったことを叶えたくて、姉である朱美に貸与を頼んでいたのだった。
おそらく朱美にとっても大切な品で、このような形で本当に貸してもらえることになるとは思っていなかった。
「で、あるんでしょ。本題が」
リストを春に渡した朱美が悪い微笑みを浮かべて投げかけてくる。
朱美はもう春の意図を知っていた。というのも事前に告げておいたからだ。
「……はい。秋月さんが翠の主治医だと聞いて、この場でご相談させていただくのが一番だと改めて考えました」
「へえ、何だろう。気になるな」
秋月も挑むような表情を浮かべて春を見た。
「翠のやりたいことリスト、その上位項目に、〈旅行〉というのがあったことを僕は以前の会話から覚えていたんです。それで、一泊……もしだめなら日帰りでもいい、翠を旅行に連れ出せないかと考えていて。朱美さんは主治医との相談が不可欠だとおっしゃっていました。だからもし秋月さんが許可を出してくれるのなら、僕が翠を連れて行きたいと思っています」
「……現状、だいぶ無理のある話だね」
秋月は笑みを引っ込めて告げた。
「知っているだろうけれど、今、翠ちゃんの病状は一気に進行していて、運動機能にもだいぶガタが来ているところだ。代謝もギリギリ。記憶にも一部影響が出始めている。そんな状態の彼女を、君は本当に連れていけるの?」
「許されるのなら――はい。僕が責任を持って彼女を連れていく。翠が……もう長くないことは僕も知っています。きっと一緒に行けばお互いに見たくない、見せたくないことも起きるでしょう。でも、翠が願ったことを、僕はせめて叶えたいと思っています。彼女が覚えていなくても」
秋月はほんの少しの間逡巡しているようだった。
それを静かに朱美が見守っている。
「朱美さんはどう思ってるの」
「わたしは、正直なところ心配ではある。旅行先で倒れでもしたら、翠が急変したらどうしようって何回も考えた。でも、もう今、このタイミングでしかできないのなら、翠の願い通りにしてあげたいのも確かだ」
朱美はそう告げると、秋月の手に自分の手のひらを重ねた。お揃いの指輪が右手の薬指に輝いて見えた。
「……そうだね」
絞り出すように秋月が言う。
「一泊なら、というところ、か。これでもだいぶ譲歩してだけれど。多少準備が必要になるけれど、許可は出す。でも、何かあったらぼくは――おれは君を許さない」
「……秋月さん」
「行き先は翠ちゃんの希望に沿っていいけど、あんまり遠くはダメだ。それと朝晩の点滴は忘れないで。方法は病院の方でスタッフが教えるよ」
秋月は真剣な顔でそう告げた。
「はい。……ありがとうございます」
春がようやく頷くことができた。朱美も首肯する。
「楽しい旅行にしてやって。なにがあっても忘れようのないくらいに、ね」
朱美がそう言うと、秋月も首を縦に振った。おそらくこれは家族としての側面なのだろう。
皆、想いは一緒なのだと春は知った。
「体調を見て、今週末にも許可を出す。休みは取れそう?」
「用意はできています」
「なら結構。気合を入れて楽しませてあげて」
そうして、翠を連れた一泊旅行の計画が練られていった。
その夜、日付が変わるまで三人は語り明かした。
§
「ねえ、見て。海だ!」
車窓の向こう側に広がる鈍色の海を見て、翠が歓声を上げた。
日没後、札幌-函館間を繋ぐ特急電車〈北斗〉に乗車した翠と春は車窓から覗く景色に見惚れていた。
海が近づいてくると、その度に翠は窓の外を注視して無邪気に喜んだ。
「日が暮れていても、案外見えるものなんですね」
「だいぶ日の入りも早くなってるけど、結構景色って楽しめるんだね。よかった」
「翠、体調はどうですか?」
「へいき。今のところ、超元気です」
「それはよかった。でも、何かあったらすぐに言ってくださいね」
「はーい」
翠を連れた一泊旅行の行き先は函館方面となった。
海が見える街がいいと翠が言い、様々な観光スポットがありつつ、同時に病院などの医療施設に比較的アクセスがしやすいことから道南に決定した次第だった。
春の体質から夜間か雨の日に行動が限定されてしまうが、それでも何より考慮したのは翠の状態だった。最大限に彼女の体調がよいときを見計らって、こうして出掛けてきたのだった。
札幌駅まで見送りをしてくれた朱美は、笑顔で翠と春を送りだした。
前日に病院で打ち合わせをした秋月も、最後は笑顔で翠に「楽しんでくるように」と告げていた。春には「くれぐれもよろしくね」と言って翠のケア用のキットを渡してくれた。
幸いというか何と言うか、明日の天気予報は土砂降りの雨だ。
どうやら日中の時間を無事に翠と過ごすことができそうで、春はほっと胸を撫で下ろしていた。
「……こうして札幌を離れるの、いつぶりだろう」
春は人知れず呟いていた。
半年ほど前の冬に札幌に来たきり、春は遠出をしていなかった。
というより、札幌から外には全く出ていなかったのだった。
「春さんは、函館、初めてですか?」
「そうですね。通り過ぎはしても、実際に遊びにいくのは初めてですよ。翠は?」
「おれは中学校の修学旅行以来かな。それじゃあ、おれが春さんを案内してあげる」
「お手柔らかにね」
はしゃぐ翠に苦笑いしてみせると、翠はなぜだか余計に嬉しそうになって春の方に頭を預けた。猫が自分の匂いを擦り付けるように翠は春の肩に頭を擦りつけて甘えた。
「でも、いいのかな。グリーン車なんて乗せてもらっちゃって。これはさすがにおれでも初めての経験だ」
「みんな翠のことが心配なんですよ。でもおかげでこうしてゆったりしながら過ごすことができる」
通常の指定席は時間帯によって混み合うこともあり、翠の体調を慮った朱美と秋月の厚意で設備もサービスもグレードが上の車両であるグリーン車を利用することと相なったのだ。
「姉さんと侑陽兄さんにはお土産買って帰らなくちゃね」
「そうですね。あれなんかどうです、大きいスルメに手紙を書いて直に送るやつ。それかイカで出来た徳利とお猪口のセットとか」
「また春さんが妙なこと言ってる。函館に対する知識が偏りすぎですよ」
「むう。昔テレビでやっていたのを見ただけですよ」
春が言い返すと翠はくすくすと笑って春の腕に縋りついてくる。
グリーン車は空いており、二人の他に乗客の姿はまばらだった。
夜を引き裂くように、列車は北の大地を南下してゆく。
そのまま、二人は函館駅に着くまで他愛もない話をしながら電車に揺られた。
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