第11話 黒紫憧さんと4月の日々②
そうそう、そもそもぼくが朝一番に自分を疑うことになった原因は彼女だ。すすす。
今日は入学式を終えた翌週の月曜日で、学校生活はこれからが本格稼働という日の朝。
正直、事実だけを並べればホラーだが、相手が
そうそう、この状況をファンタジーに変える要素がもう一つ。
そもそもぼくが
そこだけ
「…………」
「…………」
ぼくと違い、ゆっくり紅茶を味わっている
「そのさ、
「どうして
--そんな嘘の約束を覚えているの?
「……チョー可愛いの?」
「ぶふっ!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます