20240302土 地元散策
曇り空の中、自転車で近隣をうろつくことにした。
まずは地元の神社。
後ろめたい事があるわけではないが、神社のお参りはいつも緊張する。
特に一番最初の鳥居の前で一礼する時だ。
私の前方には本堂があり後方は道路となるので、一礼の為に自分の体が直角に折られると同時に突き出てしまったお尻を、道行く人々に向けてしまうのは如何なものかと思ってしまう。
そんなの気にし過ぎだということは重々理解している。しかし、世の中何が起こるか分からない。カンチョーとかされてしまうかもしれないと頭をよぎり、超高速の一礼をしてしまうのだ。小学生時代のトラウマがいまだに蘇る私はどうかしている。
本堂の前でも、背後に参拝客が並んでいたりすると気が気じゃなくなるのだが、そこそこ人気のある神社なので、今日も複数人の参拝客がいた。
よって、ソフトタッチの二拝二拍手一拝になってしまい無礼を許していただきつつ、「家族が幸せで有りますように」と本当に心からお祈りした。
神社の次は少し足を延ばして、めったに行かない商業施設の本屋さんに行った。
すると。
家電量販店に変わっていた。
そういえば、2駅先の大型スーパーが取り壊され、そこにも家電量販店が出来ていたし、もっと言えば、うちから徒歩5分のところにも家電量販店がある。徒歩5分ということは自転車で1分かからないけれど、自動車だと遠回りしなければならないので、徒歩と同じかそれ以上かかるという立地だ。
そんなに家電量販店って必要なのか?と思うが、採算が見込めるからこそ出店させるわけで、ということは、それだけ家電製品の需要があるということになり、今や最長でも5年サイクル程で故障してしまうようなクオリティの設計なのだろうなと勘ぐってしまう。
どんなに高価でももはや一生モノはありえない。
古くなればなるだけ、修理の部品も廃盤になってしまうし。
そんな訳で本は買えず、そこからほど近いブックオフに行ってみた。
すると。
アニメキャラクターのフィギュアコーナーがど真ん中を陣取っっていて、小説コーナーが大幅に縮小されていた。
そんなことってある?
別にフィギュアを否定するつもりはないが、おもちゃ屋さんと化した店内を見て、ブックオフってブックがメインなんじゃないの?と強く強く思った。
結局本は買わずに夕飯の買い物をして帰宅した。
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