20240219月 習慣化と小包
久しぶりの出勤。
曇っていたが、風もなく気温も高めで朝が楽で良かった。
慣れた職場であっても休み明けというのは気遣いと緊張の連続で、肩がこりこりになってしまい参った。知らず知らず肩に力が入っていたみたいだ、こんな自分でも。
バレリーナが1日休むと元の筋力に戻るのに最低で3日かかると、以前何かで読んだことがある。それは柔軟性や筋力が落ちるという直接的な不足からくるものもあれば、脳の伝達の習慣化が崩れている、とも書いてあった。
そういえば子供の頃、夏休み明けが辛かった。学校に行ってしまえば楽しいのだけど、朝起きるのが、歩いて登校するのが、面倒で……。あ、これとはちょっと違うかもしれないが、とにかく習慣化されているだけで、心と体の負担が減るのではないかと思った。が、ネガティブな習慣化ほど恐ろしいものはないけども。
職場の雰囲気がポジティブなのは、一人一人が『働くなら楽しい方がいい』という考え方を習慣化させている結果だと思う。
だからこそ、その雰囲気を壊してはいけないからと、肩に力が入ったという話に戻る。
そして、今日は予想通りの忙しさで、地に足がつかないうちにあっという間に退勤時間になってしまった。
*
帰宅してすぐ、本当にすぐに宅配業者が来て、大切な小包を自分で受け取れた。安堵しかない。
まるで快気祝いのようなタイミングで届いた推しグループのCD。
手に持った重みが嬉しい。
この中に推しの笑顔がたんまり入っていると思うと踊り出したい気分になる。
そして、今すぐにでも開封したいところだが、今ここで開けてしまったらCDも自分の気持ちも収集付かなくなるので、まずは、夕食の支度が先だ。
夜、みんなが寝静まった後にじっくり開封の儀をしたいと思う。
ただね、満ち足りた喜びの裏で、1枚でもなく、2枚でもない枚数の推しのCDが手元に届くたび、なんかすごく悪いことしてる気持ちになってる自分がいる……。
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