第27話

「そこまで!」の合図で模擬戦は終了する。

「あ~負けた負けた!あんた強すぎるぜ、一体どんだけレベルあんだよ!それにあれだけの剣や拳スキルに魔法が使えるあんたのジョブは何なんだ?」

「ん?俺のジョブか、確か最上級ジョブの拳闘王とか言うやつだったと思う、レベルは200は超えてたかな?忘れた!」

「はあ~そら手も足も出ない訳だわ!次元が違うな!」

「アレンいや、あんたら家族が規格外だとは分かっていたがここまでとはな!」とラルフも驚愕の表情を隠せないでいた。

「あっラルフのおっちゃん!」

「おう!坊主、親父さんを迎えに来たのか?」

「そうだぞ!父さんこの本凄んいだよ!仲間にした魔物を呼び出す事が出来るんだって!」とロイドが父にさっきのアイテムについて教える。

「皆さんごめんなさいね~レッドさんも大丈夫だった?この人力馬鹿だから手加減下手なのよ」

「大丈夫だ!まあ此方から無理言って来てもらったからな、何かあっても文句は言えねえがな!」と話しているとギャラリーから「アレンさん俺に戦い方教えてくれ、剣技教えてくれ」等々、口々に言う。

「あっ皆さんその話ですが、ギルドからの依頼で明後日から2日間私達が臨時教官をする事になりましたので、武術関係はアレンが魔法関係は私が担当するので希望する方はギルドに早めに申請を出してくださいね!ちなみにあまりにも人数が多い場合は一人一回までになりますのでご注意ください!詳しくはギルドに聞いてくださいね!ではまた、ほら二人とも行くわよ!」とニーナはアレン達を連れてギルドから出て行った。






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