おはようございます。
拝読しました。
私も一番症状が重かったころは音に敏感で、二階の自室にいながら母が一階で食器棚に皿を仕舞う音を聴き、それが乱暴に思えて「怒ってる」と泣きたくなったりしていました。
病気の症状って、他人からすれば「?」なんですが、本人にとってはすごく苦しいんですよね。
でも、そういう経験を潜り抜けたからこそ、カビさんは深みのある他の方とは一味違う小説を書けているのだと思います。
でも、だからといって「その経験が糧になったのなら結果的に良かったのではないか」とは言えないし言いたくありません。
たとえその経験がなかったら薄っぺらい小説しか書けないようになっていたとしても、私は「あの苦しみを二度と経験したくない」と思うことがあるので、平穏な人生が歩めるならその方がいいと心底思います。
それにしても、私は二十代で病気になり、そのときすごく苦しかったし耐えきれなかったのに、カビさんは小学生のときに発症し、しかも病院にかかるまで相当の年月を自力で潜り抜けて来た……壮絶ですね。
改めて称賛を送ります。
そしてこの作品を公開してくださってありがとうございました。
以上です。
では、失礼いたしました。