秋晴の川辺に父の訃を聞けり
あきばれのかわべにちちのふをきけり
季語は「秋晴」です。
秋晴れの日、川辺の病院で父が亡くなりました。
「まだ」なのか「もう」なのかわかりませんが2年前のことです。
訃を聞けりというと電話か何かで突然知らされたイメージですが、実際には母と二人で看取りました。
二人で手を握りながら声をかけ続けましたが、ゆっくり心拍と呼吸が弱くなり、体温が低下していきました。
自らの死や身近な人の死というのも「転」の一つだろうと思い、本句を詠みました。
父にはそうですね、
妻も子も孫も息災星明り
の句を贈りますかね。
父は地味なおじさんだったので、太陽や月より星がいいかなと。
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