第12話 出発

「海さんこの日のためにわざわざ会社の有休まで取ってもらって感謝っす」


「いいってことよ!温泉に行くの楽しみにしてたんだから」


温泉...?さっきから2人だけで話が進んでないか、、


「それって僕も?」


「「当たりまえでしょ(っす)!!」」


2人ともすごい勢いで睨めつけてくる。


「いや初耳だから、、」


「え?康二が岸崎さんと私に温泉行こうって誘ったんじゃないの?」


岸崎が察してオーラ全開に睨んでくる。


さては僕を使ったな...


「あーすまんすまん、そうだった、、うん」


とりあえず申し訳なさそうにここは棒読みで謝っておいた。


「どこの温泉行くんだ?」


「ここから2時間くらいの来二温泉っす」


来二温泉か、ここの地域周辺では有名な温泉だ。


「あと、今日は泊まりっす」


「もちろん!楽しみすぎて3人で遊べるもの沢山持ってきたよ」


聞いてないんだけど、、てか用具すらない。


20日外に海を出させる作戦とはいえ、いきなり過ぎだろ...


「なぁ岸崎、泊まる用具持ってきてないんだけど?」


「ちゃんと昨日荷物預けたんで安心してくださいっす」


「ありがとう、とりあえず安心して行けるよ」


どうりで今日洋服が何枚か消えてたわけだ。


パンツも5枚くらい無くなってたし...


「さぁ出発するっすよ」


「ラジャ!!」


その後は電車で1時間、バスを乗り継いで宿の方に向かった。


﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍﹍

最後まで読んでいただきありがとうございます!!☆と♡とコメント待ってます!







少し遅めの土曜日になります


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る