第2話「色鮮やかな舞台」

 さて、ここからはネタバレも多少あるかと思いますので、これから舞台を見る予定やこれからジョジョを見る予定の方は戻った方がいいかもしれません。















 まず、私は2/18の舞台を観に行くことになりました。席は1階。

 どう始まるのかとドキドキしていると、我らが解説王、スピードワゴン(2部バージョン)が出て来るじゃないですか!!

 もうそれだけでジョジョファンとしては歓喜ですよ!!

 そして、そこから、トム・クルーズばりの特殊メイクで、顔をはがすと若返って1部のスピードワゴンに!!

 もう、これが実現可能な時代になっていたのかという驚きも冷めぬまま、ミュージカル特有の歌パートに!

 

 スピードワゴンのラップが印象的ですが、これを皮切りに全ての歌が耳に残るんですよね!

 

 ……このままだと全て説明しそうなので、印象に残ったとこだけ紹介しますね。


 やはり、なんと言っても、ミュージカルなので、歌です。

 本編ではほとんど出てこないはずのダリオというキャラがめちゃくちゃ歌います。

 ラスボスのディオが葛藤するシーンになると出て来て、歌います。

 で、その葛藤を乗り越え少しずつ悪の帝王となっていくのです。

 葛藤を乗り越え悪の方面に行く演出はジョジョファンとしても小説書きとしても素晴らしいアイディアだと感嘆しました。

 普通、葛藤を乗り越えたら良い方に行くだろ!!


 それから、主人公の恋人のエリナの歌もすごく良くて、芯のある女性というのを表現していて、この後のことを思うとそれだけで泣けてきます。

 音源ほしいのですが、どうしたらいいでしょう?


 あとは演技についてですが、これは、千穐楽が素晴らし過ぎたので、次に語りたいと思います。


 この日、少しニヤリとしたのが、舞台を観終わったあと、帝国劇場から出るときに、


「なんで、ディオの服が緑だったんだろう?」


 という2人組がいました。


 キービジュアルだとディオは紫。そこから人間を止めてからは緑色の服になっていました。

 ついでに原作では黄色です。


 ただ、私は紫から緑という色の変化に、ジョジョ本編との共通点を見出していました。

 それは、原作者である荒木飛呂彦先生の好きな色なのです!!

 両方ともその色を持ってくるスタッフのさりげない愛に私は感動していました。


 他にも愛にあふれた演出が盛りだくさんのジョジョミュは大満足の一日でした。


 ですが、本当に素晴らしいのはやはり、千穐楽だったのです。


 To Be Continued

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