逆さの顔
公園に突如として現れた植栽、そして逆さの顔の男。
なんとも不気味である。
よく、「きさらぎ駅」のように異世界に迷い込んだ、という怪談は聞いたことがある。
異世界というのは、この世界と通常は交わらないが、隣に存在している並行世界だ。
何かのきっかけでこの世界と異世界が交わり、誰かが迷い込んでしまう。
ゲームでバグがあり、壁をすり抜けてしまう感覚と似ているのかもしれない。
今回、紹介したこの怪談に出てくる怪異は、これらのバグが原因であると考えられる。
公園、夕方、缶蹴り、隠れる場所など、様々な要因がトリガーとなって異世界への道を開いてしまったのかもしれない。
裏佰話怪談 タカヤマユウスケ @yi417
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