注意
・登場人物の初出
その人物の名前、年齢、地位、身分などが分かるように紹介していきましょう。作者は想像できても、読者が想像できない物語は、読み進まれません。
・当たり前のことを書かない
知らない人がいるかもしれないと親切に説明を書く人もいるが、基本的にみんな(ターゲット)が知っていることへの説明は不要。特に客観的事実は常識としていい。
・一人称視点の主人公以外の登場人物
「その人」や「彼」など指示代名詞を使わず、極力その人物名を使う。
一度、紹介したら、以降地の文では、一人称視点でも、人物名を使う。
台詞内はその限りではない。
・台詞のオウム返し
「南から敵が来ます!」
「南からだと!?」
相手の台詞を繰り返すのはNG。
・短い台詞
「いかにも」「さよう」など。どれだけ無口なキャラクターであっても、短い台詞は避け、キャラを立たせる発言にする。無口なら、いっそ一言も喋らせない。喋るなら徹底的にちゃんと喋らせて、キャラクターを立たせるために台詞を使う。
・台詞の応答返事
ああ、おや、失敬、あら、ふむ、うむ、など、相手の台詞への相槌にあたる台詞は削除する。台詞の頭につきやすい言葉だが要らない。なくてもたいてい通じる。
・「そう言うと」
例:〇〇はそう言うと風のように走り去った。
括弧付きの台詞の後に「そう言うと」という表現はNG。
レベルが低い文章と思われる。頻発すると読んでもらえない。
極力、別の表現にすること。
・情報の後だし
「~だからだ」のように、後から理由を言うのはNG。
必ず前もって読者に告げておく必要がある。
読者も同じ情報を持って、シーンを見ないと、登場人物たちへの感情移入が読者だけできなくなる。
・一行開け
Web小説では気にならないが、公募の場合、一行開けはNG。
三行開けにするか、マークを入れるか、マーク付き三行開けにするか。
マークとは
◇
のようにする奴。
公募で一行開けをやってはいけない理由は、下読みの方が読みにくいから。開けるなら思い切って三行くらい開けた方が良い。
・”〇〇”
強調をするときに使うマーク「”」は横書きの場合は「”〇〇”」とするケースでも問題ないが、公募など縦書きのものは「”〇〇„」になる。横書きでも「”〇〇„」は不自然ではない。
・刀を納める
よく間違える「収める」との使い分けについて。武器は全部「納める」でOK。
・表記ゆれ
漢字とかなの両方で表現している場合などは修正。「言う」と「いう」と「云う」などが混じるとしたら意図した理由で混じらせること。意図していないのであれば、統一するのが望ましい。
・募集要項
一度カクヨムで書いたものを、そのままどこかの新人賞に応募するのは、かなり難易度が高い。カクヨムに出してしまった場合は、同じ内容でも、かなり大きく改稿して出すしかないし、それで通るとは言えない。
ただしカドカワ内であれば、問わないレーベルはある。
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