原稿・アプリ
原稿は必ず、先方が指定したものを順守すること。
先方サイトで雛形をダウンロードして使う分にはまず問題が無い。
アプリは基本どれでもいいが、どこの出版社もWordの雛形はある。
少なくとも「校正ツール」が入っているものを使うのがお薦め。
Wordは癖が強いアプリなので、決して推奨するものではないが、消去法で残りやすいアプリといえる。
ここではWordの仕様についての注意をする。
ちなみにフォントは「MS明朝」一択。綺麗じゃないけどそれ以外の選択肢はない。
先方のサイトでダウンロードした雛形も信用してはいけない。使う前提でも、バージョンが古かったり、指定された仕様に沿ってないものが雛形になっていることは、よくある。
例えば電撃のWordの雛形を直接使うと、フォントがMS明朝になっていないことがある。また、40文字×34行の指定があるが、この34行が、最終行の文字数のためにところどころ33行や32行になっていたりする(Wordの仕様)。電撃の場合は、これを許容しているという噂もあるが、はっきりと公式の見解なのかはわからない。
総ページ数は2ページ以上の余裕をもって仕上げた方が良い。
またMF文庫Jの原稿雛形などは、ヘッダーが古かったりするので注意が必要。
Wordでセーブするときは、「以前のバージョンのWordと互換性を保持する」にチェックを入れておくと、先方の意図したものが出せる。後は出版社側がWordの仕様に詳しいことを祈るしかない。
その他、娯楽系の新人賞は、枚数規定であっさり落とすところもあるので、細心の注意が必要となるところ。可能であれば、全ページ、行数と文字数はチェックしておいたほうがいい。
娯楽作品はWeb受付をしていない出版社もある。
基本的に出版社はネットの作法や利用に驚くほど弱い。完全に出遅れてしまった残念な会社が山ほどある。
そういうところは紙原稿での受付なので、プリンターが必要となる。今時、プリンターを持っている家も少ないと思うので、出版社もご愁傷様な感じだが、紙原稿は紙原稿で提出に癖があるので要注意。
リアルな紙原稿の場合は、綴じ方は必ず募集要項に書かれてあるのでそれに従うこと。紐で綴じるところもあれば、ダブルクリップを推奨するところもあるので、臨機応変にすること。
郵送物は消印で判断される。到着日ではないので注意。速達にする必要はないらしい。
ネットで応募する時は、ギリギリまで推敲したい気持ちはわかるが、出来れば前日までに出した方が良い。
当日に限ってネットが繋がりにくい可能性や、直前でサーバーが重くなることを想定すると、早めに出した方が確実。もちろん、ギリギリまで推敲することは否定しない。
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