正式な終了手順は以下。

浴槽の水を口に含み、鏡の前に座る [14] 。コップを手の届くところに用意しておく。

次に、用意した刃物で、自分の鏡像の腹を刺す [15] 。ここで悪心が起きたら儀式は成功 [16] 。

コップを自分の口の前に構え、赤い水と吐瀉物の混じった液体を受ける [17]。

この液体が「人蟲」である。こうして得た毒の使い道は、術者に委ねられている [18]。

また、一週間経たないうちにどうしても儀式を中断しなければならない場合、以下の手順を行う。

用意した刃物で自分の腹部を浅く刺す [19] [20]。この際、浅すぎると血が足りず、深すぎると命の危険がある為十分に注意する [21] [22] 。こうして得た血をコップに溜め、照明に被せた頭の目にめがけて浴びせることで、目潰しを行う。これは、儀式の監視者の目をくらます事で一時的に監視を逃れる、という意味合いがある [23]。血が渇く前に浴室を出ることができれば中断完了。

※この方法で儀式を終了した場合、呪い返しが発生することがある[24]。可能な限り一週間が経過するまでやり遂げること。

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