進行方法

儀式の全行程は浴室で行う。十分に広く、鏡があり、照明が壁から突き出ている浴室でないと儀式が行えないため、自宅の浴室が該当しない場合はビジネスホテル等に宿泊し、そこで行うこと。長時間滞在することになるので、空間を清潔に保ちたい場合はユニットバスを推奨する [4] 。


下準備として、浴室の照明に頭を被せる。用意できるのは基本的に魚のお頭になるだろう [5] 。浴槽は赤い水で満たす。また、用意した米を全て浴室に運び込んでおく。


一週間かけて [6] 以下の行程を行う。


 1. 浴室に入り、扉の鍵を閉める。これより一週間の間は浴室から出られない為、十分に注意して準備をすること。

 2. 一食分の米 [7] [8] を口に含む。生命維持のための栄養補給 [9] 、かつ儀式の一行程である。

 3. 鏡の前に座り、自分の鏡像と目を合わせながら [10] 、米を咀嚼する。恨みなどの負の感情を強く意識しながら行うとよい [11] 。

 4. 浴槽に浸かる。この際、衣服は脱いでも、脱がなくてもよい。肌に傷がある場合は絆創膏等で塞ぐこと [12] 。

 

 2~4の行程を、時間を空けて繰り返す [13] 。目安は一日三度。

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