無理難題を押し付けられる主人公

どこぞの馬車

第1話 MISSION 3分以内に5分のカップ麺を作成しろ

タクノには3分以内にやらなければならないことがあった。

そう。3分以内に5分のカップ麺を作らなければ行けないのである

[え不可能じゃね?]

神[ちなみに、作れなければ上空100mからたらいが降ってくるぞ]

[え?]

[たらい?]

神[そこにカップ麺とお湯を用意した]

神[他は魔法とかで何とかしろ]

神[それではタイマースタート]

[くそ、どうすれば...]

[加熱時間を短く...あ]

[加圧だ]

まず圧力鍋を用意し、お湯とカップ麺の中身を全て入れる。


さあ、ここから魔法の時間だ。


この圧力鍋をおばあちゃんから教わった火炎魔法の鍋加熱強ファイヤーポットで加熱していく。

[鍋加熱強ファイヤーポット]

ブォン

圧力鍋で圧力をかけると素早く麺がふやける

ただ、圧力がかかるまで時間がかかる。

そう。そうなると時間オーバーだ

なので私は昨日取得した魔法。限定加圧ポイントプレッシャーを使い圧力鍋内部の圧力を高める。

[限定加圧ポイントプレッシャー]

残り時間は...1分か。

ここから約30秒まつ。

その間にカップ麺の容器を用意。

減圧を即座にして、すぐに器に


神[タイムアップです。]

[え?]

神[タイムアップです]

ゴーン


_____________________

[危ない危ない。生命保険に入ってなかったら終わってるところだったぜ]

タクノには3分以内にやらなければならないことがあった。

そう。3分以内に5分のカップ麺を作らなければ行けないのである

[あれこれループしてる?]

神[ちなみに、作れなければ上空100mからたらいが降ってくるぞ]

[いやループしてるな。]

神[そこにカップ麺とお湯を用意した]

神[他は魔法とかで何とかしろ]

神[それではタイマースタート]

[いやなにこれ。一旦なにもせずに待ってみよ]


〜三分後〜

神[タイムアップです。]

ゴーン


_____________________

タクノには3分以内にやらなければならないことがあった。

そう。3分以内に5分のカップ麺を作らなければ行けないのである

[あーこれループしてるわ]

神[ちなみに、作れなければ上空100mからたらいが降ってくるぞ]

[んー、でもどうすればええんやろ...]

神[そこにカップ麺とお湯を用意した]

神[他は魔法とかで何とかしろ]

神[それではタイマースタート]

[そうだ。]


〜三分後〜

神[タイムアップです]

[完成してます。]

[完成してます。]

神[では食べて証明してください]

バリバリバリバリ

神[生!?]

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無理難題を押し付けられる主人公 どこぞの馬車 @UMA-YUUMA

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