概要
いつか、思い出す時まで
「好きだったアニメの歌でさ、いつもの鐘の音も窓際に積んだほこりも教室の匂いだって、絶対に忘れてやらないって歌詞があって、ほんとその通りだって今は思う。どんなにここに閉じ込められていようとも、私は私の生きた世界の青春忘れてやらないよ。まぁ私の場合は図書室だけどね」
雪は空を見つめ続ける。
「夏向が卒業する時も、私見てるからね。こけないでよ?」
そう言って君ははじけるような笑みを見せた。
雪は空を見つめ続ける。
「夏向が卒業する時も、私見てるからね。こけないでよ?」
そう言って君ははじけるような笑みを見せた。
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