第5話 カミナリの有効活用

「バックトゥザフューチャー」という映画では、燃料にプルトニウムを使うタイムマシンが登場する。だがプルトニウムが片道分しか無く、もとの時代に戻るために必要なプルトニウムが手に入らないので主人公が焦るのだった。

ネタバレになるが、主人公はこの問題をカミナリを利用することで解決した。

カミナリのエネルギーは原子力発電に匹敵するのだ。

太陽光発電や風力発電があるのならカミナリ発電があってもいい。

どこかカミナリが発生しやすい場所をさがして、避雷針を建てる。避雷針からはケーブルが伸びていて、このケーブルは水素工場につながっている。工場の中にはプールがあって水が張ってある。

カミナリが近づくとレーザーを使って避雷針に誘導する。(2023年イギリスが実験に成功した)。

あとは自動的にカミナリの電力が工場の水を水素と酸素に電気分解してくれるので、水素を回収すればそれを使ってeフューエル(合成燃料)が生産できる。

たぶん値段がかなり安いのではないだろうか。

また、現在の日本中の避雷針を水素工場とケーブルで結んでおくべきである。


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