父の正体
(イグナルト視点)
「おい、あの
「なに、元々アイツの力は頼るつもりは無かったんだ、ただアイツの目に復讐の炎が見えたから少し遊ばせただけさ、
ここからは俺が遊んでやるよ、お前らをサンドバックにしてな、、」
「サンドバックになるのはお前だぁぁぁ、」
俺に向かい15人程の盗賊が一斉に襲い掛かってきた、、
この感覚懐かしいな、、、
今回は手加減なしで行かせてもらう
一人一人の攻撃を見切り対処する、このレベルとこの人数なら武器すらいらない、襲い掛かってきた全員を戦闘不能にした、時間にして30秒程だっただろう、やはりフェニックスみたいにはいかな、、、
「リーダー、あいつ想像以上に強いですぜ、」
「クソっ、これを食らえ
男が俺に向かい炎球を放つ
「やはり避けるかぁ、、、」
なぜかアイツは勝ち誇った顔をしてくる
俺は相手の
この威力、、、、コイツが上位適合者か?
「お前がリーダーか?」
「そうだよくわかったな、、」
間違えではなかったようだ、、
シット村長から盗賊団のリーダーは炎色魔法の上位適合者と聞いていた、、、、
だからこの魔法の威力を見て少し疑問に思ってしまった、、、、、弱すぎる、
だが今はそんな事どうでも良かった、俺はコイツに聞かないといけない事があるからだ
「お前に一つ聞きたい事がある、、シエルを傷つけたのはお前か?」
「シエル、、、あのガキの事か、、、そうだ俺だ、アイツはずっと生意気だったからなぁ、少しわからせてやっただけだ」
「そうか、、、、」
「怒ったか?お・と・う・さ・ん、、、」
俺を煽るように言ってくる
まったくムカつく、、、
ムカつく、ムカつく、ムカつく、ムカつく、ムカつく、、、、、
こんなクソ野郎をシエルに近づけてしまい傷つけてしまった、俺自身に腹が立って仕方がない
俺はこの時に完全にキレただろう、さっきまではシエルを巻き込んでしまうと思い我慢してきたが、もう我慢する必要はない、、
コイツにはシエルの受けた300倍の苦痛を受けてもらおう、、
「お前が怒った所で俺の魔法には敵わないから関係ないさ、魔法は魔法でしか太刀打ちできない、この世界の常識だ、次は外さない
再び魔法を俺に向けて放ってくる、、、
コイツはなぜ、俺が魔法を使えないと思い込んでるんだ?
相手の魔法攻撃を今度はかわさなかった
爆風が体を包む
「やりましたね、リーダー」
「あぁ、あとはあのデカい化け物どりを倒して娘を再び誘拐、」
「おい、なに勝った気でいる?」
「「えっ」」
2人は俺に驚く、、無理もない、
攻撃をまともにくらった人間がその場に無傷で立ってるんだからな、、
「お、、、おまえ、なんで、」
「なんで無傷か気になるか、、簡単な話しだ俺も
そう言って俺の手に持ってる
さっきアイツが言った通り、魔法は魔法でしか通じない、だから俺は魔法で武器を作り出し、相手の魔法をかき消した
魔法を消す方法はいくつもあるが一番簡単な方法はこれ強い魔力で相殺する、これが最も単純で簡単だ、、、
「おまえ、魔法が使えたのか、、しかも、そんな強力な魔法を」
俺は武器を持ち歩かない、その理由は簡単だった俺の武器は魔法だから、武器を持ち歩く必要がないんだ、
「お前が何を聞いていたか知らないが、俺は魔法が得意だ、、」
「なら、なぜ魔法なしでもあんなに強いんだ、、、」
「逆に聞くが魔法が強い奴が肉弾戦が弱いとダメなんだ?」
俺はシンプルな疑問を投げ掛ける相手は黙り始めた、
たしかに魔法が強い奴は肉弾戦を苦手とする奴が多いイメージがあるが現実は違う、、
しかし今どうでもいい事にすぎない
シエルを外で待たせてる、終わらせよう、、、、
「お前に本当の
手を前に掲げる目が赤く輝く、これは魔法を使う時に出る俺特有ものだ、魔力を込め、炎球を生成するこの屋敷を包み込む程の大きな炎の球を、そして炎球を一気に凝縮させた、そうビー玉サイズぐらいにな、、
「おい、今の魔法なんだ、、こんな強力な魔法見たことがない、、」
「赤髪、炎色魔法、赤い目、、まさかお前は伝説の兵士」
「元だがな、いまはたまに騎士団の仕事を手伝ってるだけさ、、」
昔、騎士団ミカエルに所属していた時に一人で300人規模の盗賊団アジトを制圧したらそんなダサいあだ名を付けられた、当時は団長の嫌がらせかと思ったが、、、
普通に嫌がらせだった、、、
「伝説の兵士だとしたら、、お前の正体は、、、、炎色魔法
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます