【番外編】まさかの成功!?

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アジト会議の続きのお話です。

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「嘘だろ、まさか本当にうまく行ったよ、」

「運が良く、娘がこっちに来てくれたおかげだな」


2人の男たちは一人の少女を抱え森を駆け抜けていた、少女は今回の誘拐ターゲット、シエルであった

なんと、盗賊達は誘拐に成功したしまったのである


数分前、、、、、


男たちは茂の中に隠れて一人の少女を見つめていた、少女は白い髪と青い瞳の容姿がとても整った女の子だった。その子を見て興奮を隠せない、おじさん達、、、


そうです、盗賊さんです


「うわぁー、マジでいたよ、」

「やべぇ、オーラがやべぇ、あんなのが実在するのかよやべぇ」

「マジか、お前興奮してやべぇしか言えてないぞ、マジか」


男たちの興奮は鳴りやまない、なぜなら目の前にいるのは金持ちに売れば高値で売れる、盗賊達に取っての歩く金塊があるのだから、


「やばいな、あれで見た目もかわいいとか反則だろ、」

「だよな、年齢は5歳ぐらいか?」

「あれぐらいの年だと躾も楽って理由でさらに高く買ってもらえそうだな」

「そうだな、とりあえず、あの子を捕まえよう」

「だな」


男たちは茂みから観察すると少女が一人で行動していない事に気が付いた、一人ならそのまま攫おうと思っていたようだったが人がいては別、チャンスを伺う事にした


「おい、別に女がいるぞ、保護者か?」

「ほんとだ、どうする、あの女ごと攫うか?」

「落ち着け、まだ焦る時じゃない、チャンスを待て」

「チャンスって、、」


茂みで二人が会話していると2人が隠れてる方にシエルが近づいてきた、シエルはそのまま茂み近くの所に腰を下ろし花冠を編み始めた、二人の目と鼻の先で手を伸ばせば、すぐに捕まえられる距離だった


「やべぇ、なにが起きてるんだ!!」

「キタキタキタキタ」

「落ち着け、ここまで来たら、慎重にいこう」

「てか、間近で見たらマジで可愛いなコイツ、」

「あぁ、おれがこんな言葉使ったら気持ち悪いと言われそうだがまるで天使のようだ」

「気持ち悪いな」


2人は慎重にタイミングを見計らった、それは獲物を狙うヘビの様子だった、シエルは完成した花冠を高らかに掲げた、


「おぉ、遂に出来たかぁ」

「がんばって作ってたもんな、上手に出来てるじゃねぇか、」

「おっと、普通に見守ってしまっていた、いかんなこれは」

「ハッ、オレもだせ、よし、捕まえるか、」

「そうだなこの子が背を見せたタイミングで捕まえるぞ、」


「今だ、、」


そして現代、、、、、


「ここまでうまく行くとは思わなかったな。」

「あぁ、リーダーが団の中でも最も運がいい俺らを2人を選んだのは正解だったかもな、」

「これで俺らも出世だな!」

「あぁ、今日は互いに一晩飲み明かそうぜ!!」


男たちは楽しそうにアジトに戻って行った、アジトまではそんなに離れておらず、走って15分ぐらいで着いたのだった。アジトに戻るなに団の皆から賞賛の声がかけられた。

「まじか、よくやった」

「コイツ、可愛いから高くで売れるな、」

「やべぇ、おれらもこれで金持ちだぁぁぁ」


お祝いムードの中リーダーらしき人物が腰を掛けたいた椅子から立ち上がりシエルの方へと歩き始めた、そしてシエルの前まで来ると眠ってる顔を見始めた。


(このガキどっかで見た事あるんだがな?)

「どうした、リーダー」

「いや、何もない」


リーダーは娘の顔に少し疑問を抱いたが気のせいと思い、蓋をした


「お前たち、この娘が起きても逃げれないように手を縛っとけ」

「了解です」


こうしてシエルは拘束されてしまったのであった

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