応援コメント

最低な君を彩る」への応援コメント

  • そういえば、立夏の次に来る季節って夏じゃないよね。って思いました。次に来る季節は梅雨だ。梅雨は暗くて何もかもが乾かなくなる季節。例えばマニキュア。
    何度も塗り重ねるマニキュアは自分自身を乾きづらくして、綺麗に塗るのが難しくなる。どんどんぐちゃぐちゃになっていく。
    まるでかさぶたみたい。
    部屋の中で唯一明るく彩られた少女の爪。そのアンバランスな明るさから、この主人公が今いちばん見たくないのは自分の心なんだろうと思いました。相手に毒づくことで意図的に目をそらしている。
    少女の爪にマニキュアを塗りながら、自分の心にも何かを塗っていたのだろうと思います。剝がれないように、外から見えないように、どんどん硬くなるように。
    感情の描き方が素晴らしい作品です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!!

    汲み取ってくださった通り、よれたマニキュアには主人公の心の乱れを写しとりました。
    濃い黄色系統のマニキュアは、粘度もやや高めな傾向があるので、今回の心情を表すにはぴったりかなと考えての選択です。

    一度よれたらもうすっかり拭い去らないとリカバリーは難しいものですが、果たして今回の主人公がそうできるのはいつになるやら……。

    梅雨の近さと湿度の繋がりも指摘していただき、大変嬉しいです。

    改めまして、丁寧な感想をありがとうございました!