第3話 首輪とマリオネット

「どうでも良い人間だから余り覚えていないがあの娘伯爵、だが伯爵の娘にあのような力が有るなどと聞いていない」




あれは魔法か、いやスキルの可能性が高い、首輪の能力、・・・やはり力は隷属か




「おい、ロイド・シルバブルー!」




「お呼びですか陛下」




アクアサンド王に呼ばれた銀髪の髪の毛が貴族達の集まる場所から出てきたロイド・シルバブルーは方膝を着き首を垂れ言葉を述べた、ロイド・シルバブルーは厳格のある顔で文官で背は高くそこそこ体格がよく顔の良い男




「あれは、お前の娘だな」




「はい」




「聞いていないぞ、娘の力をあれはスキルか」




「わかりません」




「なんだと」




「わかりません、私もわからないんです、娘にあのような力があること事態が」




「7つの時に儀式は受けたのであろう」




「儀式に参加致しました、ですが、スキルは無く魔法適正も平凡でした」




「スキルの隠蔽、魔法の隠蔽なども今まで無かった、何故だ」




隠蔽魔法もスキル存在しない魔族にも無い、儀式は強いスキルなどを隠せなくするために全ての貴族に平民に義務で縛り管理している、スキルは勇者以外生まれつき以外あり得ない、まさか、後から後天的にスキルが開花するのか、儀式を管理している者も不正が出来ないように偽りの指輪で嘘がつけない、それとも新たなスキルか魔法か






「娘の能力なんだ」




アリス・シルバブルー彼女はツインテールの髪型に透きとおる髪の色は銀髪、だが銀色にうっすら全体に青い色が入り、目はコバルトブルーの色で首輪の能力を使うとピンク色の蛍光色の色に変わり瞳の中には小さなハート型の模様が浮かび上がり目がピンク色に光っていた、顔はお人形のように可愛い顔で肌は白く身体は華奢で光沢のあるレットワイン色の背中が大きく開いたドレスを着ていた、靴は低めだがヒールをはいて、アリスの年齢は9歳で背は低い方だ、左手にピンク色に輝く鎖を持っていた、鎖は勇者とリロ騎士団長の首輪に続いていた、首輪もピンク色に光りを放っている




「伯爵令嬢よ、首輪を外しなさい」


「そうだ外せ、クソガキが!」




二人は同時にアリスに言葉を述べたが、アリスは表情を崩さずに冷たい視線に変わっていった




「お二人には罰を受けて頂きます」




冷たい言葉を述べたがその言葉で勇者の顔が赤くリロ騎士団長の目元が痙攣した




「おいガキ、おままごとはここまでだ、首輪を外せ!」




勇者は乱暴な言葉使いになり言葉を吐いたが




「外せ・・・外してくださいの間違いでは」




アリスは淡々と言葉を述べた




「ガキが!」




「遅い!」




「はっ!なんだこれ・・・」




勇者はアリスに襲いかかろうと駆け出したが、アリスが鎖を引っ張った途端に勇者は足から崩れ落ち地面で痙攣していた




「おい勇者、いきなりどう、うっ」




リロ騎士団長は勇者に近付き勇者の顔を見て、表情が歪み気持ち悪さを感じた、回りの貴族と騎士も




「何あれ」




「き、気持ち悪い」




「見ては駄目よ」




「あの能力は」




「嫌ね」




「お父様、勇者様が気持ち悪い」




「酷い」




「あのスキルの能力は」




皆が様々な言葉を勇者に向けて吐いたが中にはアリスにも視線を向けた




「な、ナニをした」




「何を、・・・簡単です勇者様、勇者様の快楽を操ったのです」




「快楽、よ、よくも絶頂させやがったな!」




「勇者様、おとなしくしてください」




勇者がまたも襲いかかろうとしてアリスはまた鎖を引っ張った、鎖の音と供にまた勇者は崩れ落ちた




「さて、勇者様罰の時間です」




「やめ、あぁ、・・・助け、・・・・・・や・・・・・・・・・ゆる・・・し・・・・・・て」




アリス淡々と仕事をこなすかのように鎖を引っ張ったいた、そのたびに勇者の顔も姿も目を背けたくなる姿になっていた




「さて」




アリスはリロ騎士団長に振りか要りながら鎖を引っ張った




「はっ!やめ」




「やめません」




アリスはリロ騎士団長の言葉をが終わる前に言葉を述べ鎖をを連続で引っ張った




「酷い」




「悪魔だ」




「だ、団長」




「むごい」




リロ騎士団長も勇者と同じ見ることをやめそらしたく姿にされた




「あれは強制的に快楽を引き出され続けるのか、臭いな」




アクアサンド王はアリスの能力を見て淡々と述べたが、ロイド・シルバブルーが娘の姿を見て唖然としていた




「さて、アクアサンド王罰の時間です」




「ワシか!」




「【チェーンヘル】起動」




アリスの言葉に驚きを露にしたアクアサンド王は椅子から立ち上がり、アリスの言葉と供に王の首に首輪が浮かび上がった




「な!なぜ、いや、騎士達を、アリス・シルバブルーを捕らえろ!国家反逆者だ!」




王の言葉に驚いていた騎士は我を取り戻しアリスに向かいながら剣を抜いていた、アリスは淡々と言葉を述べた




「【チェーンヘル】起動」




「な!」




「嘘だろ」




「我々も」




「なんで」




「うそ、私達も」




アリスの言葉と供にほとんどの騎士そしてほぼ全ての貴族に首輪が表れた、皆が悲鳴を上げていた




「い、いつ付けた!」




誰かがアリスに叫びを上げた




「首輪を付いてる方は私に1度でも触れられたかたですよ」




「は、一度でも」




「えぇ、一度でも」




まぁ、首にですけどね、大変でしたよ




「な、なぜ王の私に、王位が欲しいのか」




「違いますよ、王の義務、貴族の義務、騎士の義務、平民の義務、それぞれ役目があります、ですがあなた達は義務を果たせてない、だから罰が必要です、王も、貴族も、騎士も、平民も、みな国を維持する歯車ですよ、でも、最近役目を果たさない歯車が多くて困りますよね、だから私は貴族の役目を果たさないとダメなんです、役目を果たさない王と貴族に騎士に仕事をしてください、王」




アリスは王とアリスに剣を向けている首輪の付いた騎士に能力を使った、王と騎士は見るに絶えない姿になった




「覚悟!」




「そうですよね、首輪の無い騎士様」




さすがに騎士の剣からずっと逃げるのは無理か


、仕方ない




クソが、当たらない本当に子供かと騎士は心の中で言葉吐き捨てていた




「騎士様、罰の時間ですよ」




「罰だ、罰を与えるのは俺らだ」




「クソ、当たらん」




「はあああ!」




「おとなしくし・・・な、なんで」




騎士がアリスに攻撃している騎士を刺した




「や、殺りたくて殺ってない」




「お前か、アリス・シルバブルー」




「えぇ、私の魔法マリオネットです、練習頑張りましたよ」




アリスは右手を前に出し指を動かしていた5人の騎士がアリスに操られていた




「クソが」




騎士達は操られた騎士にどんどん倒された




「王様、国の為に歯車として働いてくださいね」




「小娘が!」




アリスは騎士達を操りながら王の元に歩き出し、王の前でかがみ笑顔で言葉を述べた、王は這いつくばったまま歯軋りを立てアリスを睨んで言葉を吐いた




「え、なぜ父にも付けたんだ!アリス!」




アリスの父も叫びを上げた

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