アリス・シルバブルー、貴族の生まれ伯爵の娘、彼女は幼い頃にある疑問を感じた、それはそれは３歳の頃、馬車で移動している時に貴族が平民を剣で刺した、その貴族になぜ刺したか聞けば、答えは「俺が歩いているのに、道の横によりこうべを垂れないからだ」と答えた、彼女はその言葉に不快感と疑問を感じた

「おかしい」と

彼女は貴族と平民の事を調べ、ある疑問を感じた

「役目を果たしていない」と

彼女は魔法の事も調べ出して、魔法研究していたご先祖様に変わり者が一人居たことが分かりご先祖様の世間では評価されない魔法のことが気になり更に調べた

「記録が無いのは意図的に」

彼女は伯爵家の本を調べ調べ尽くした

「あった」

子供用の本の文章に一部細工をしていた、それも複数冊に

「一般的な魔法理論で考えている人には分からなくしてる」

彼女は喜びの余り今までにない笑みを浮かべた、暗号を解く間に彼女は４歳になり、伯爵家の山に来ていた

「ここに」

彼女は山の中に入り歩いて歩いてかなりの山奥に来ていた

「ここに、・・・あった」

まわりは木ばかりでそこには特に何もない、だが彼女は何もない場所に手を伸ばした、すると空間に歪みが見えた

「入ろう」

彼女は空間の歪みに足を踏み入れ、目の前の視界を見て、笑みがこぼれた

「あった、ダリス・シルバブルーの隠れ書庫」

彼女は彼の手書きの本を食い入るように読んだ

「魔昆虫の特別なスキル」

普通の虫に見えるが特別なスキルで力を隠蔽し隠す、特別なスキルや変わった能力のスキルなどが本に書かれていた

「面白い」

彼女は更に読み耽っていた、次の日からは夜な夜な家の者から見つからないように、彼女は抜け出し、読み漁り知識を詰め込んだ、更には本に書かれているスキルを見に着ける為に魔法の練習も開始した、その時に自身のスキル【チェーンヘル】に気付いた

「これは」

そして時は経ち９歳になり彼女は王の目の前に居る、彼女の義務、貴族の義務として

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