橘先生、ちょっと話を聞いただけで病名が分かるとはすごい。
双極性障害って、昔は躁鬱病といってましたっけ。
躁と鬱が交互にくるなんて、忙しそう。
人の心の仕組みは、まだまだ未知の世界ですね
作者からの返信
実はここ、もっと細かく書きたかったのですが、自分の中で文字数制限も決めているので、出来る範囲で書いたらこうなりました。
この後出てきますが、しばしの間橘先生と話していたことになります。
昔は躁鬱病と呼ばれていましたが、今は呼びませんね。
人間誰しも心の波がありますが、躁状態と鬱状態、心の波が大きくてかなりきついと思います。
小春さんは学校に行ける時もあるということで、ずっと鬱状態で沈んでいるわけではないと。
これもこの後出てきますが、躁状態の時も危険なんですよね。
まだすべてを受け止めきれない小春さんでもありました。
小春ちゃんの気持ち、少しわかります。
特に診断等は受けていませんが、私も少しメンタルを崩していた頃、躁と鬱の波が少し大きくなっていましたね。
昼間は普通に元気なのですが、夜寝る時になると「自分ってダメだなぁ」とグルグル考えてしまって寝付けなくなるんです。
でも考えるだけで実際には動けていないから現状は何も変わっていないため、次の夜もまた同じことの繰り返し。
ずっと真綿で心臓を絞められているような感覚がありました。
作者からの返信
なるほど、少しでも経験があると気持ちが分かりますよね。
躁状態と鬱状態、波が大きいとかなりきついと思います。
うつ病でもよくあるのが、日中の変動。朝起き上がれないくらい苦しいけど、夜になると元気になるとか、その逆も。
小春さんのようにちょっときついだけだろうなと思っている人、たくさんいると思います。
病気だと受け入れるのはなかなか難しいですが、それでも小春さんは理解しようとしています。
このお話、もっと詳しく書きたかったのですが文字数制限を自分で決めているので、こうなりました。二話に分けてもよかったですが、とりあえずはこれで。
小春さんが自分自身と向き合い、どうなっていくか、見守ってもらえると嬉しいです。