第2話 とある批判的評価について

 X(旧Twitter)で私が何度か見かける評価に、

『オタクはエロ表現にしか興味ない』

『表現の自由戦士はエロ表現しか守る気がない』

 というものがあります。


 まあ、オタクにも色々な方がいるので、雑な評価だとは思うのですが、それは置いておきます。


 X(旧Twitter)の政治界隈とでも言われる場所で一時期言われていたのは、【○○について言うのなら、××についても言及すべき】というものです。


 それについては、【使える時間に限りがあるので、全てに言及するのは無理】というツイートを見かけて数年、あまり見かけなくなりました(関連性は不明ですが)。


 オタクの方々に限らず、自由な時間はあまりないのが社会人というものです。そのため、【使える時間に限りがあるので、全てに言及するのは無理】というのは、極々当たり前の話だというべきでしょう。


 更に言うと、その限られた時間を何に使うかは当人の自由というべきです。


 このようなことから、エロ表現に興味を持とうが、エロ表現の自由を守ろうと活動しようが、当人の自由というべきでしょう。


 この自由を不快に思うなら、個人の自由というもの自体を否定するか、自由が行使されることによって生ずる不利益が自由を認める利益よりも大きいことを主張すべきでしょう。


 私としては、エロ表現については、エロ表現を好む方々に任せて、貴方がたは他に敵を見つけて戦えばいいのに、なんて思っています。

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