【黒歴史エッセイ】死刑判決が出たカルト教団最高幹部の父親が部活の副顧問だったことを、あの日のボクはまだ知らない。
死刑判決が出たカルト教団最高幹部の父親が部活の副顧問だったことを、あの日のボクはまだ知らない。
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死刑判決が出たカルト教団最高幹部の父親が部活の副顧問だったことを、あの日のボクはまだ知らない。
みなさんこんにちは&いつも応援ありがとうございます。
今を全力で生きる作家かなたんです。
今日はボクの「黒歴史」に関するエッセイです。
ボクの人生は本当に黒歴史の連続でして、もはや黒歴史こそがボクの生き様――「黒歴史無くしてかなたん無し」な人生を送ってきました。
よって語ることがそれはもう山ほどありおりはべりいまそがりなのですが、今日はその中でも、人生最大の黒歴史を皆さんにお伝えしようと思います。
あらかじめ言っておきますが、他の人の黒歴史とはワケが違います。
絶対に負けない自信があるので、楽しみに読み進めて下さいね(ノシ 'ω')ノシ バンバン!
そのしくじりをした当時、ボクは高校3年生でした。
18歳です。
若いですねぇ。
戻れるなら戻りたいあの頃。
当時のボクは、アニオタを隠してリア充の振りをするためになんとなくサッカー部に入っていました。
いわゆる「キョロ充」です(笑)
今ではとても考えられませんが、当時はアニオタはガチで迫害されていたんです。
アニメオタクなことがバレたら、ドン引きされる時代が本当にありました。
それはさておき。
大学受験などが全て終わり、進路も決まった後――受験失敗して決まってない人もいましたが――高校最後のイベントとして、サッカー部の副顧問のお家で開催された「サッカー部3年生のお別れ会」に参加しました。
将来の話をしたり。
長いようで終わってみれば短かった高校生活を振り返ったり。
夕方の7時になってNHKのニュースが始まりました。
その日のトップニュースは、東京の地下鉄で致死性の毒ガスを散布するという大規模テロを敢行し、たくさんの市民を死傷させ、日本中を震撼させた某カルト教団、その最高幹部の1人に死刑判決が下ったというものでした。
そのニュースを見たボクは言いました。
「こんなやつ死刑になって当然や」
と。
ボクは福井生まれの神戸っ子なので、普段の会話はもちろん関西弁です。
それはそれとして。
ボクのこの発言について、皆さんはどう思われましたか?
至極当然の意見だと思った人が、ほとんどではないでしょうか。
若き日のボクもそう思ったがゆえに、思った通りにダイレクトに発言しました。
その最高幹部の親は別として――どんな大罪人であっても、親にとって子供は可愛いものでしょう――ボクの発言内容は、当時の日本人の総意と言っても過言ではありませんでした。
それほどの非道な行いを彼らは行ったからです。
よってこれは本来なら黒歴史でもなんでもない、ただの普通で平凡な、誰もが納得するであろう凡百の発言で終わるはずでした。
ただし。
あの日、あの時、あの場所以外でならば。
後日。
死刑判決を受けたその最高幹部の父親が、お別れ会を開いてくれたサッカー部の副顧問であると知りました。
そう。
あの時ボクは――知らなかったとは言え――『お前の息子なんて死刑になって当然だ』と面と向かって言ったに等しかったのです。
後になって思い返せば、ボクの発言の後に副キャプテンのT浦君がすぐにテレビを消して、強引に別の話題を話し始めたのを覚えています。
ボク以外に死刑のニュースに言及する人もいませんでした。
なにより副顧問の先生と、死刑判決が出た最高幹部の名字は同じでした。
もっと思い返すならば、高校受験前の学校説明会の時に、某カルト教団の名前が質問で出てきた覚えがありました。
そっかぁ。
ボクはアホだから知らなかったけど、かなたん以外のみんなは、その事実を知っていたんだね……(*'ω'*)
それからとても長い年月が経ちましたが、ボクは一度もサッカー部のOB会に顔を出したことはありません。
最後にボクの座右の銘を紹介します。
ボクの座右の銘は『沈黙は金、雄弁は銀』です。
理由はこのエッセイを見ての通りです。
皆さんも舌禍には気を付けようね!☆
一度口から出てしまうと取り返しがつかないぞ!☆
というわけで、最後までお読みいただきありがとうございました。
Catch you later!(またね!)
―――――――
お読みいただきありがとうございます(*'ω'*)b
当作品は「黒歴史放出祭」コンテストに参加しています。
最強の黒歴史を放出したからには、コンテストに勝ちたいです!
気に入ってもらえたら
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