自分と亀と、何が違うのだろう。

これ、ほとんど誰も「太郎」の事なんかよく覚えてないしどうでもよかったんだろうな……なんて思うと、本文中の「彼」が悩んでいるように、入れ替わったどうでもいい亀と自分と、何が違うんだろう……とか考えこんでしまう話でした。

生き物をうっかりで殺しちゃったりどこかに逃がしちゃったりみたいな体験って、心の中にしこりとして残るものでしょうしね、誰に責められなくとも。