ピーちゃんの日常 第ニ話 裏事情

ピーちゃんの日常 第ニ話 裏事情

どんなものにも裏がある、光と闇、陰と陽、表と裏、ゴットホールディングスにも裏がある、それは利益だ、ゴットホールディングスは大手なので利益はすごいが大体寄付したり、投資したり、社員の給料払ったり。どこかに消えたりするので、ピーちゃんと幹部の給料が一番下の社員の六倍程度なのだ。だがピーちゃんと幹部はよく食べに行くし無駄にいいモノを買う。前だって、椅子を見に行った時、その店で一番高いのと一番かっこいいのと一番かわいいのを試しに座ってみて、全部買って帰り三つを解体融合改造して会社に持って来やがった。でっ、なぜそんなことができるかというとゴットハールディングスの裏には、ある会社があるからだ。それは・・・闇組織ヒポポタマス通称HPT任務が来たらすぐ出動何から何までもやる。周りからは町の便利屋、一部からは暗殺組織と思われてる。どこかに消えたお金はここに入っていたりもする。組織内ではピーちゃんのことをブラックと呼ぶ。ゴットホールディングスの子会社数個の社長、ピーちゃんの妹はレッドと呼ぶ。レッドは幹部の一人でもあり特徴は左耳に耳のニ倍ほどのリボンをつけてる。とにかくリボンがでかいのだ。HPTに今日も依頼が五件。草刈り・芝刈り・草むしり・ゴミ拾い・暗殺依頼だ。部下に暗殺依頼以外を任せて、ブラック直々に暗殺に出かけた。今回のターゲットは情報屋のドブネズミ「ケバス」だ。こいつはたまにすんごい情報を仕入れてきてどこよりも安く売ってくれたが嫌いだこいつはお風呂も入らないし歯磨きもしない。なんと顔も洗わない。だからとても臭い。なのでいつ殺ろそうか考えていたそんな時。ケバスが裏切った組織から懸賞金がかかっていることを知りとうとう実行したというわけだ。今日は水曜日ケバスの情報屋は閉まってる。ケバスはこの時間稼いだお金でロボットフィギュアを買いに家の近くにあるスーパーに行っている、そこでこっそりやるってことさ。ケバスはピーちゃんの予想通りスーパーに来た。(来たなケバス)ケバスは急ぎ足でエスカレータを上がりすぐ横のフィギュアコーナーに行った。昼間はスーパーのフィギュアコーナーには人はいない。やるには絶好のタイミング。ピーちゃんは後ろからケバスに近寄る。ケバスは背後に誰かいることに気がつきポケットから本物の銃を取り出した。「手を挙げてどこかに行け」ケバスは今出せる一番野太い声で言った、ピーちゃんも銃を取り出した。「早打ちなら得意だぞ」声はいつもの無駄に高い声。「そうかいなら」と言ってケバスは振り向き銃を構えた。だが、その時にはもうケバスの銃はピーちゃんの撃った弾丸によって粉砕されていた。ケバスの顔が瘦せているように見えた。「ブラック直々とは」ケバスは少し笑っている目はすべてを受け入れた阿修羅のような感じだった。「はじめまして、そうピーちゃんがブラックさ」「あえて光栄」「そうかい」ケバスはまた言った。「ええ・・・はい・・・ん」ピーちゃんは銃を投げて、パッとケバスに近づきナイフで一刺しケバスには一生できない技だ。

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