応援コメント

寝取られた元恋人及び寝取り男に対するざまぁ」への応援コメント


  • 編集済

     最近NTRざまぁものを書き始めた者ですが、
    めっちゃ参考にさせてもらってます!!

     ところでざまぁ展開に関してご質問が一つあるんですが、
    「ヒロイン(新しい恋人)に出会う前にざまぁを済ませる」
    はYukiさん的にはアリでしょうか?

     というのは映画でもNTR展開があるやつが多いんですが、その中で
    NTR現場に出くわした主人公がその場で間男を半殺しにするなどの形で
    ヒロインに出会う前にパパッとざまぁを済ませちゃう作品が
    あったりするんです。

     自分が構想してるNTRざまぁ小説にもその構成のやつがいくつかあるのですが、
     その構成は「恋愛・ラブコメ小説」ではあっても「寝取られざまぁ小説」
    としては微妙なんでしょうか?
     やはりざまぁは溜めに溜めてこそ、なんでしょうか?


    (3/11 追記)
     大変詳細なご回答ありがとうございます!!
     参考にさせていただきます!!!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    参考にしてくださってとても嬉しいです!

    さて、ご質問の
    「ヒロイン(新しい恋人)に出会う前にざまぁを済ませる」
    の件について僕の考えを回答させていただきます。

    これに関しては「作品の長さによる」と思っています。

    具体的には

    ・短編ならあり
    ・中・長編ならなし

    といった具合ですね。

    寝取られざまぁに限らず、ざまぁものというのは読者の「カタルシス」を満たしてあげるものです。
    カタルシスとは簡単に言うと「心の中にあるわだかまりが何かのきっかけで一気に解消すること」です。(引用:https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/%E7%AC%AC36%E5%9B%9E-%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B9)

    これを達成するためには、やはりある程度の鬱屈とした感情や傷ついた感情を読者に抱かせる必要があります。これは読者にストレスを与えることとは違ったことだと考えてください。
    ざまぁ物の面白さというのはつまるところ、このカタルシスがどれだけ満たされるかだと思っています。

    ですので、中編や長編で「ヒロイン(新しい恋人)に出会う前にざまぁを済ませる」をしてしまう場合、そこで読者のカタルシス欲が満たされてしまい、その後の継読に繋がらない可能性が高いです。しかも、大したマイナスの感情が溜まっていない状態でのカタルシスの解放なので、印象にも残りづらい。

    そういった観点からすると、最初に言った通り「中・長編ならなし」といった結論になります。

    しかしながら、短編の場合はまた事情が異なってきます。
    短編の場合は短く限られた文字数の中で物語の起承転結を作り、完結させなければいけません。
    そういった中で寝取られからざまぁまでの道のりを達成する場合、中・長編のようにざまぁまでに読者のマイナスの感情を溜めるようなエピソードを挿入しづらく、また無理にそういったエピソードを挿入してしまい文字数制限に引っ掛かり満足なざまぁが書けなくなってしまう、といったことが考えられます。
    本文中にも書きましたが、ざまぁを手ぬるく済ませるのは読者のヘイトを解消しきれないという点で望ましくありません。
    なので、短編の場合においては「ヒロイン(新しい恋人)に出会う前にざまぁを済ませる」という順番にすることによって読者にストレスを溜めさせず、またカタルシスの解放も行えるといった点で「あり」だと考えています。


    このような回答でよろしかったでしょうか?
    また、あくまでこれは僕個人の考えだということを念頭に置いておいてください。
    参考になれば幸いですが、やっぱり一番は自分の好きなように作品を創作することですので。

    それでは、長々と申し訳ありません。
    ありがとうございました!

  • 「ざまぁ」は「カレー」だと思っています。人によって満足するレベルがまるで違います。甘口から激辛までさまざまです。

    焦土の荒野で延々と死体蹴りをするのにも批判が出ますし、綺麗に纏めて終わらせるのは本当に難しい気がします。

    作者からの返信

    リアリティの話に通じるものでもあるのですが、ざまぁに至るまでにどういった情報を読者に与えているかで変わってくると思っています。

    徹底的にやるぞ! という流れをあらかじめ作っているなら徹底的にやるのがいいと思いますし、そうではないのならある程度のところでやめればいいと思います。

    全ての読者のニーズを満たすことは不可能なので、ざまぁに至るまでの情報開示で「この作品ではここまでやるぞ」ということを示唆することによってある程度の読者からの批判や不満といったものを軽減できると考えています。


  • 編集済

    >ここで盛大にざまぁをすることにより、読者たちが溜めに溜めたヘイトを完全解放します。

    ざまぁの過程も「主人公側に瑕疵を作らないこと」を必ず避ける

    もし瑕疵が出たら、解放したヘイトは回流するだけでなく、その反動も倍以上に蓄積するかも
    (読者は騙されたと感じるので)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    そうですね。それも大事な要素です。
    基本的に寝取られざまぁ小説全体を通して主人公に瑕疵があるのは避けなければいけません。

    理不尽な状況に陥った主人公が寝取り男という悪にざまぁをする構図がカタルシスを生むわけですからね。