第14話

…眩しい…もう…朝…?

「んー…」

あー…思いっきり抱きつかれてる。

「起きてる?」

「……起きてる…おはよ、翠人。」

「おはよ、沙紀、力強めないでほしいかな。」

「ん…もう少し」

「はいはい。」

全く…変わらないんだから。

「……沙紀」

「何?」

「俺はもう逃げないことにする。」

「……私も…翠人と一緒」

「…じゃあ、明日からは毎日一緒に登校しようか。」

「んー…うん。分かった。」

もうそろそろ離れて……くれた。沙紀の髪は寝癖が所々についてる。俺も、うん。寝癖ついてる。

洗面所に行って顔を洗う。そして沙紀の髪をとかしてあげる。

リビングに。

「おはよ」

「あ、お兄、沙紀ちゃん、起きたんだ。」

「早起きだね」

「輝将は…寝てるのか。」

「寝れなかったって。」

「…なんで?」

「お兄…」

あれ、怒ってます?俺なんか悪いことでもしたのかな。

そんなことを考えているうちに腕を引っ張られた。

「ねぇ、お兄?」

「……怒ってます?」

「怒ってます!」

ソウデスカー。なんで怒ってるのか検討もつかないけど。

「お兄、さすがにさ、男女を同じ部屋で寝かせるってありえないと思うんだけどさ、」

「あー……ごめん。」

「全くもう…私の事も考えてよね!」

「りょーかい。」


ドアが開く。

「おはよう…」

「朝ご飯できてるよ。早く顔洗っといで。」

「んー…」


・・・


朝ご飯を食べ終わったら、輝将は家に帰った。

「それじゃあ、少し撮影してくる。」

「了解。」

「ん。」


さて、登録者も増えて10万人を超えたからスパチャとメンバーシップの開設といきますかね。


『こんつきー。今日はお知らせと言うことで、スパチャとメンバーシップを開いたよ。スパチャ投げてくれると嬉しいな。メンバーシップは…どうしよう?グッズとか作れないし、限定配信……あ、そうだ、心剣格のプレイ動画にしようかな。って感じで、随時投稿していこうと思う。皆ー、これからもよろしくねー。』

よし。編集もオーケー。開設も終わった。それじゃあ、投稿!


……皆反応早い……

「お兄おめー」

「これからも、頑張ろ」

「…そうだな!」



――あとがき――

あ、まだ完結はしてないよ。

まずはここまで読んで頂いてることに感謝を。

ここでこの話は一区切りということにします。ネタ切れなのと、別の話も書きたいという思いもあり、休載みたいな感じで。2週間に1話くらいは書こうかな〜?(休載とは…?)

これからもよろしくお願いします。

…それだけ。

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