この物語はほぼコメディです。ですが、僕はそれだけじゃ終われないモノを強く感じました。
人って日常的に様々な判断を下しています。その多くの判断の結果が、人生を作ります。でもね、それだけじゃないんです。決めた判断の先で何を行なうのか、僕はそれがとても大切な事だと思うんです。
「生き様」という言葉があります。
自分と言う存在が日々「判断」を下し、そこから生まれる人としての「生き様」、それこそが人が人生を生きてゆく上で、とても大切だと思うんです。
この物語の主人公はひとつの判断を下します。
そして様々な困難に対し、実にタフにそしてマイペースに挑んで行きます。
僕はその姿を見た時、「確固たる目的に対し、懸命で愚直」だと思いました。
その「生き様」を、なんと不器用で素敵なんだろうって思いました。
そういう姿が胸を打つのです。そういう姿こそが、人生を「大切に生きている」その証拠だと思うのです。
お勧め致します。
ほぼコメディですが、何か僕にはすごい力を感じてしまう不思議で凄い物語です。是非、皆様が同じ様な体験が出来ると嬉しいです。
宜しくお願い致します( ;∀;)