第12話 早く、削除しないと!
また、ここにやって来た。
吐き出すところがないのだ。他のsnsに、書き込んだら、もう、そこには、sns友だちができてるから、いらぬことを突っ込まれてしまう。
ここだけは、だれも突っ込んでこないと信じている。
たとえ、ネット上でも、あまり知られたくない想い。自分の内に隠しておいて、神さまにだけ告げる、この想い。
神社にいって、たずねてみる。
「そんなに社会通念上、間違った想いですか?」
もちろん、神さまは、なにも答えてくれるわけがなく、しょうがないので、「よろしく、お願いいたします」とだけ、言って帰ってくる。
日本は、多神教なので、神さまや地蔵さまも含めて、いたるところで神さまに会うと、「また、会えますように」て言ったり、「命のように大切にします。あのひとをぼくに、ください」なんて、頼んでみたりする。
叶わないことは、わかっている。ばかげていることも。でも、神さましか、頼るものがない。人類に頼んでみたって、社会が許してくれないのだ。
みんなしてさー。それは、叶わない願いだよ、って言ってきたりさー。
どうして?そんなに無理なこと言ってる?
図書館で、一緒に勉強しましょう!って言ったり、小説と、エッセイ読んでください!って言ったり、LINE交換してください!
って!言ってるだけじゃん!
なにが、悪いの!まったく!融通のきかない世間だなあ。
あ~あ。また、よる、ねむれないよ。
ねむれない、よるを数えて、どのくらいになるだろう。
少しは、書いて、納得できたかな?
書かないといられなかった。
この、「置き手紙」のせいで、気軽に、カクヨムを友だちに紹介できなくなった。
だって、この「置き手紙」。
いままでの、ぼくの温和な作品、ぶち壊しだもんね。かなり、「置き手紙」には、好きなことを書かせてもらってる。
どうしよう。そのうち、「置き手紙」、削除するかも。林風です!って、作品が、ズラーッて並ぶサイトに、カクヨムはしたかったのに。
「置き手紙」だけ、林風のイメージダウンだ。
早く、削除しないと!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます