それはとあるおばちゃんの休日の出来事

叢雲ルカ

休日の昼下がり

 そろそろ40代だが、まだ、ギリギリ30代のおばちゃんには三分以内にやらなければならないことがあった。

 そう、昼食のカップ麺が出来上がる前に、次のゲーム進行で必要なアイテムの準備や整理をやらなければならないのだ。

 休日は確実に外出しないでゲームばっかやっている自堕落って言葉を体現した休日の過ごし方をしている性質上、昼食は簡単に済ませたい。

 そして、食べ終わって早くゲームがしたい(←甲斐性はとうに捨てました)。

 そんな昼食は手早く済ませて、早く用意できて便利なのは、文明の利器、人類の英知。カップ麺である。

 好きな味を選べばほとんど外れなく美味いし、値上げしてもそこら辺の飲食店で食べるより断然安いから重宝してる。

 まあ、元々食べる量が多くないから、それだけでなんとか足りる。

 サラダとか用意すれば完璧だと思う量だ。

 そう考えると飲食店のラーメンは私の胃袋には少し多い気がするな。

 スーパーやコンビニ弁当の白米も多いよな。

 本当にお腹が空いている時以外は、あれの2/3程度で白米はいいと思っています。

 代謝が下がり、運動しなくても体系があまり変わらないのは、そんな食生活が原因なんだろうな。それでも30代前半より多少は増えたが……。

 それ以外の健康も節々の痛み的なのはよくあるけど、内部的な方は、日頃の行いの割にはいい方だ。

 もうね。この年齢になれば大病の1つや2つは当たり前なんですよね。嫌な話しだが、まあ、これが現実である。


 さて、お湯を入れて三分。出来上がるまで、ゲーム内で手に入れたアイテムの整理をしますかね。


 あ、アイテムがいっぱいで、整理に意外と手間がかかる。

 ああ、これは売っちゃダメだ。キープと。

 これはまだ使うはず、勿体ないな。

 いやいや、これは……。

 これは、まあ、しょうがない処分だ。

 武器を強化するにもお金が足りないだと!


 結果。

 確実に三分を越えており、無事、麺が伸びていました。

 まあ、いっか。ご馳走様でした。


 終わり。

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