散華の異世界【閲覧注意】報復と過ちの連鎖
※胸糞回最後です
……………私♥今、啓太とキスしてる♥ずっと待ってたんだよ啓太♥
だから沢山求めちゃう♥ずっと我慢してたんだから♥
「んちゅ♥はぁ♥もっと♥もっと色んな事したいんよぉ♥」
もうここでしちゃおうよ♥熱いよ♥身体が溶けちゃう♥敏感なところ弄られて、身体が跳ねちゃうよ♥ビクンビクンって♥もっとぅ♥
「散華、もう、ここでしちゃおうぜ?」
「うん♥このシューツねぇ♥にょびるからそのままできるよぉ♥」
「ハハ!ゴムいらずじゃん!」
躊躇なくイレラレテ だけどカラダはヨロコンデ
私はハジメテだけど スゴイ気持ちイイイィ゙♥
「ほら脱いで!」 「うん♥ナマラ良いイイ♥」
裸になって いつまでも どこまでも
朝日が昇るまで 新しい1日が始まるまで
家に帰らず、ずっと啓太といた 学校にも行かなかった ずっと啓太と繋がっていた 啓太と繋がっていると狂う程気持ち良い もし天国があるならきっと♥
「まずは厄介なアイツを殺そうか?」
「うん♥啓太を殺そうとする奴は殺すよ♥」
啓太といると絶好調なの♥
身体が火照る、命を刈り取り、狂しくなる♥
『散華ぇ!!何やってんのか分かってんのか!?』
『何が?啓太を殺すんでしょ?だから死んで♥』
『あぁそういう事か…遅かったな…ヒロ兄さん…根多家の皆…ごめん…巻き込んじゃったね…タツねぇ…いや、下痢便コケシイイイイイイッッッ!!!テメェがやるんだよッ!責任とれ【スパァンッ】よ…』
ゴロンゴロン…
「流石散華!あの音猫…敬死天の元トップを殺ってな!」
「えへへ♥褒めて褒めて♥帰ったら…ね♥」
「そうだな、帰ったらご褒美だ!次は…」
『散華!正気に戻るだよ!誰だ!?何をやった!?』
『逃げないでよ♥でもすぐ追いつくよ?♥だって弱いんだもん♥』
『ゲハァッ!?散華…お前…好きな人がいるって…ソイツじゃないだろう?家に迎えに来ていた…あの子じゃないだろう?』
『だから何♥何言ってるのこの人?♥』
『アハハ…そうか…クソだな…アイツラ…タツヒロ、ごめんな。クワガタン、チナヒ、そっちに行くよ。タケシさん、ごめんね…1人にして…散華…お前も被害者だよなぁ…だから私はお前を恨んじゃ【スパァンッ】………』
ゴロンゴロン
『何をペラペラ喋ってんの?♥啓太を殺させないよ?♥』
『ヒャハハハハ!最高だよ散華!お前は最強だ!』
学校に行った。
1日休んだから流石に行かないとね。
啓太と一緒の学校だから、きっと楽しいよ♥
そういえば、今日何かあった気がした気のせいだ
学校の休み時間のたびに重ねる、カラダヲ♥
頭から、湯気が出ちゃうよ♥
何か見てるけど誰かな?♥
「散華?昨日いなかったけどどうした?なんかあったのか?」
「何ワケのわかんない事言ってたんの?キモいんだけど?」
私は啓太だけのものだよ?♥殺しちゃおうかな?
『学校は流石にやめとけよ?俺、ちょっと行ってくるから待ってな?』
『うん、待ってる♥』
放課後、体育倉庫で待ってると啓太が来た♥
『遅いよ啓太ぁ♥早くして♥もうグチャグチャだよぉ♥』
自分で慰めるのも限界がある。
だから啓太に♥
『お待たせ!じゃあしようか!』
座っている啓太に背中を付けて、後ろから抱きしめてもらうようにシテもらう♥
ガタ
『来いよ、無太郎、約束あったんだろ?』
無言で入ってきた男…休み時間、エッチ見てた奴じゃん…気持ち悪い
『コイツに見せつけてやろうぜ、散華』
『うん♥はげしくシテ!♥もっと激しく♥』
私は大股開いて啓太と繋がっている所をソイツに見せつける。
『啓太!♥激しいっ!♥イッッッッ♥』
プシャアアアアアアアアアアアアアア
何か紙袋を持っているストーカーにかけてやった、こういう嬉しいんでしょ?♥でも駄目だよ、私は啓太のだから♥
『私と啓太を追い回したら殺すから♥2度と顔見せないで♥』
無表情のままソイツは消えた、何アレ、気持ち悪い。
それから…学校でも啓太の家でもどこでも…所構わずやった。
家には帰らなかった、啓太がいればそれでいいから♥
『ええ、はい。散華はもう俺の女ですよ、いつでも…はい…』
『啓太誰ぇ?♥浮気は駄目だよ?♥』
『分かってるよ、期待してるのはお前だけだから』
『このぉ♥浮気者ぉ♥』
でも他に女がいても良いよ、私を見てくれるなら♥
それから…啓太を狙う奴を沢山殺した。
私の啓太を奪う奴は許せない。
だって啓太だけが…アレだから♥
その日も啓太の家でしていた、殺してきたから身体が火照る♥
啓太がコンテナに入っていた最新のスーツを用意してくれた。
首輪と腕輪と指輪でその場でスーツが装着出来る最新のヤツをプレゼントしてくれた。
指輪は薬指に付けた、啓太と愛の証♥
『ハァハァハァハァ♥啓太♥…好き♥』
『ハァハァ…俺もだよ、さん【グシャァッッッ】ギャアアアア!!』
人の気配がしないのに啓太が吹き飛んだ!?
『誰!?啓太に悪い事をする奴は!?がぁっ!?』
啓太に愛された直後で仰向けで寝ていたら、突然啓太が遠くに吹き飛び私の顔面に拳が降ってきた。
避けられず鼻が陥没して、勢いで身体が跳ねた。
『あっ!?グゥアッ!?スーツを!』
鼻だけならすぐ治る、私は頑丈そうだから!それより啓太は!?
顔を抑えながら素早くスーツを装着する、口だけ出た最新のバトルスーツを装着した瞬間…
『ぐあお!?ギャフ!?ガァ!?ギィっ!?』
音もなく姿も無く、ただ巨大な拳に襲われる感覚…殴られた場所は感覚が無くなり、骨が複雑に折れて治らない!?
『な!?誰だ!?啓太ぁ!助けてぇ!!』
空気が揺らいだ…気付かなかった…ずっとそこに立っていた。
見たことがあるシルエット…
母さん…最強と言われた…根多龍虎…
『子の不始末は親がつける』
『散華はオレが教育するべきだった』
『最強の遺伝子の不始末は最強がつける』
『愛を勘違いしたのなら…オレがケリをつける』
母さんは裸で立っていた、ダラリと完全な脱力、ただそこに立っていた。
母さんの本気は阿修羅の型と言われている…しかし違う。
母さんは本気の時は三面六臂の化け物になると聞いた…しかし今は違う。
今まで見たことも無い母さんだった。
だけど私には分かった。
これこそが母さんの本気だ
『ハァハァ…啓太を守るんだ!母さんにだって負けない!』
愛があれば負けない、そう言っていたのは母さんだ。
『散華…それは正しい。ただし、それが真ならな』
え?私は…啓太と…
『嘘だ!啓太と私は!ギャフ!?ガフッ!オエエぇッ!?』
母さんは立っていだけ、ただあらゆる角度化さから致命的な衝撃を受ける。
まるで母さんの掌の平にいるような…一切の勝機か見えない。
私は吐瀉物塗れで身体は動かず芋虫の様にクネルだけ…それに
『オレは言った、油断するなと』
『オレは言った、愛をはき違えるなと』
『オレは…なぁヒロ?龍博?照虎?オレは間違えていたのだろうか?』
泣いているの?母さん…
『間違えちゃいないよ、タツ』
父さんがいた、泣いている様に見えた
『俺は言った、自分の事も含めて決断は自分で決めるべきだ。過ちも罰も…』
兄、龍博は静かに言った。
『私から言うわ、ウチに限っては親は関係無い。父さんも母さんも正しい事を言っていた。それを聞かなかったのは散華だよ』
そして…照虎姉さん…姉さんは怒っていた…
『母さんが顎の骨まで砕いた、もう弁解は出来ない。お前は殺し過ぎた、もう一生、人体実験の部屋から出る事は無い。そして散華を狂わしたこの男は私が与える永遠の死の恐怖を持って償ってもらう。』
姉さんが啓太の頭を掴んだ。
『ヒイィィィ嫌だ!嫌だアアアアアアアアアアアアアア!!!!』
啓太の断末魔か聞こえると同時に…私の頭に何かが降りてきた。
あぁ
ああああああああ
アアアアアアアアアアアアアア
今までやってきた事の記憶が!その前の…
『むあまぁむぅ《無太郎》!むあまむぁあ《無太郎ッ》!!』
何で!?何で私は!?こんな事になって!?
『散華…久しぶり…』
そこには…本来私が愛する筈の…無太郎がいた
『むぁもう!ごもおん!むがぁご!もあはあ!!』
(無太郎!ごめん!違うの!これはぁ!!)
無太郎は…笑っていなかった…ただあの眼で…違う…この眼は…
『ヒイイイ!?いああああああ!?』
無太郎の周りには、私が殺してきたから人が立っていた。
真田寧々子さん…根切り暗転さん…定満千代さん…獅子川美音さん…定満京香さん…
『散華に殺された人は、皆悲しんでいるよ…散華が、かわいそうだって。人の愛情を入れ替える力…好きになれば成る程強くかかる。散華は被害者何だよ。でもね、俺自身、人を殺してしまった散華を許すワケにはいかない。俺が側にいてはいけない…だから…』
紙袋からそっと何か出した…イヤリング…
私が汚したものだ!私が!私が!わたしが!!
なんで私の薬指に指輪!?いや!取れない!誰か取って!何で指は残ってるの!?嫌だ!いやだいやだ!見ないで!
『散華は何故か耳にピアス穴が開かないから、PIASが羨ましいって言ってたね。イヤリングは思い入れがあるって。俺は…いつか散華の罪が許される様に願ってるからね』
――やっぱり私、女の子だからピアスしたいじゃん?それにお父さんとお母さんから聞いていたんだよ?イヤリングは初めての絆のプレゼントなんだって――
最早、身体を動かす事も喋る事もできない、私の耳に無太郎はイヤリングを付けてくれた。
私の話を覚えていてくれたんだ…
――だから私は…イヤリングは愛の結晶だと思っているの…だから彼氏が出来たら左右でいつも一緒♥私と貴方って意味♥分かるかな?無太郎?♥――
『じゃあな、散華…各世の時に救ってくれてから…ずっと好きだった…あんな事があっても…それでも愛していたよ…ずっと…ずっと…ありがとうな…』
私も!私も何だよ!?私もずっと無太郎が好きだったの!ずっと!ずっと!!こんなのって!こんなのぉってえええ!!
『償え、散華…お前のルール…オレの全力の『暴力』でな』
私が最後の想いを、心で叫んでいる途中で…母さんから圧を感じたと思ったら、グシャグシャの残ったバトルスーツの破片が、全て吹っ飛ぶほどの衝撃を全方向から受けた…スーツと私と思い出と意識が全て吹き飛んだ。
そこからずっと…管の繋がった生活…何かカチャカチャ聞こえて…たまに痛みがある…身体を切られている…
『貴女の細胞や身体が医療の未来に繋がりますよ』
何も見えない、声だけ聞こえる。
延々と、延々と、身体から、中から、何かを失っていく感覚
時間は分からない、ただ無太郎に謝りたい。
無太郎に…会いたい…
『無太郎君に会いたいですか?ならコレで会いに行ったらどうですか?』
何かが囁く。
悪魔でも何でも良い、ただ無太郎に会わせてくれるなら…地獄でも何でも…行くから…
身体中に何か付いている。
動かなくなった身体が動く。
身体の中身の感覚が無い。
でも無太郎に会いに行ける。
何か病院の様なものを抜け出し走る。
無太郎の所へ。視界に映る方角、点の位置がきっとそうだ
無太郎の近くに女がいる、各世か?
男は貴哉か?それとも今川か?
また悲しませる気か?
殺そう、無太郎を悲しませる奴を許さない
『アナタは誰で…』『お前!何しに!』『ホギャア』『イヤぁ!』『アアァ!』
無太郎がいた
『ムダ…ロ…』
会いに来たよ、無太郎。
謝りたかったんだよ
ごめんね
『お前…散華か…そうか…お前…もう…』
無太郎、ごめん。本当にごめん
『おい、散華、お前、オレの孫に何してんの?』
『散華、アンタ…生まれ変われ無いんだね…そこまでクズだったか…馬鹿なのか…』
母さん?姉さん?
『アンタが殺したのはタツヒロの家族、ミヨとその子供だよ』
え?
『無太郎は遊びに来てくれただけだ、クリスマスプレゼントを持って』
え?
『もう良い、死ね、いや、永遠に苦しめ、今川と同じように、いやそれ以上の地獄に』
え?
え?
え?
何で?
やり直しってどうすれば良いの?
生きるって何?
分からない
私、馬鹿だから
『ワタ…シ…バ』
『そうだ、馬鹿は馬鹿でも救いようのねぇ馬鹿だ』
誰が許してくれるの?
誰が許さないの?
殺すって何?
死ぬって…
『お前は生まれ変わっても繰り返す、だから永遠に苦しめ』
あ きえ
無太郎 みんな ごめんなさい
―――――――――――――――――――――――
何度も死の恐怖を、苦痛を味わう。
これは妄想みたいなものだと思っても、何度も襲い来る後悔と絶望。
もう私と言う精神の形が保てなくなる直前で…
無太郎が見えた…会いたいよ、無太郎。
ギュウウウウウウウウウウっ!
「散華…ほら、散華…大丈夫か?」
バラバラな、心。動かない、身体。
その全てを形付ける様に無太郎が抱きしめてくれた。
解けた心と体、私の罪と罰を取り除いて、無太郎が望む姿にもう一度…
「あぁ…あああ…むたろぉ…絶望から…帰ってこれた…無太郎…ごめん…ごめんよぉ」
一度自身をバラバラにして、断片的に消えていた記憶を全てを思い出した。
大学時代、各世がヤリサーに入ったと言う噂を聞いて殴りに行こうと思った。
その話を持ってきたのが今川だった。
無太郎君もショックだろうと言うニュアンスで伝えてきた。
そして、もし無太郎知れば…私が無太郎と付き合えると言われ…浮かれてしまったのを覚えている。
それからおかしくなった。
無太郎への認識が今川にすり替わった。
後から聞いたが、今川は相手の感情が昂っている程、好感度のすり替え効果が強いらしい。
私は…無太郎が好きだった、意識したのは2年からだけど…その前から多分、大好きだった。
無太郎にだったら初めては勿論、何だってしてあげるしさせてあげたい。
だから無太郎にお願いされている錯覚に陥りながら…触り触られ、舐められ舐めて、口を奪われ、後一歩で初めてを奪われる所だった。
姉さん達に助けられたけどやった事は消えない。
異世界と違って現実は誰も殺してないし、今川と一線を越えてないし、無太郎を侮辱していない。
それでも頭がおかしくなりそうだった、正義を名乗り、暴力を貪り、天狗になった所を騙されて操られる。
全身からずっと蕁麻疹が出て、何をやっても気分は晴れず、いつしか身体はボロボロで死にたいと思うようになって…
その時も母さんにボコボコにされ、姉さんに記憶を消された。
何年後か何十年後か、いつか落ち着いた時にまた戻すと言われた。
そして今…思い出して…無太郎に抱きしめられている…
「も、戻れたんだ…高校時代に…やり直せるんだ…もう間違えない…無太郎だけを…無太郎の為に…神様…もう一度チャンスをください…この高校一年から必ず無太郎を幸せにしますから…」
「いや、俺ら25歳だが?」
高校生ではなかった…てっきりもう無太郎から抱きしめられる資格は無いと思っていたから年齢が分からなくなったけど…それでも…やり直すんだ、絶対に。
だって…思い出せ…無太郎は…いつだってずっと私を導いてくれたから。
「はぁ…しかし俺、多分、各世との結婚式は目茶苦茶になっちゃうだろうなぁ。もう俺自身も各世と一緒には無理だしぃ…」
無太郎の発言を拾う、私は…もう曲げない…無太郎だけを見る。無太郎に全てを捧げる。
私という者は無太郎の為にある。私は無太郎の為に全力を尽くす。
しかし後日、姉さんに言われた。
「そういう思い込みが強く視野が狭くなるのが駄目なんだよ」と。
※この散華の2回を出すのに時間がかかってしまった、全然RTaではない(泣)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます