第二話 夢への一歩

 俺は両親からの許可を得て、はるかぜ養成所入所に向けて履歴書を書き進めていた。

「これでいいかな。」

「あら、書き終えたの玲。」

「ああ、母さん。終わったよあとは封筒に入れて投函するだけだよ。」

「そう。」

そう言って母さんは部屋を出て行った。


「おはよー」

「おう、ふーちゃん。おはよー」

「なんか、楽しみなことあるの?」

「お、分かるか?養成所に履歴書送ったんだ。」

「すごいじゃん!結果楽しみだね」


一週間後


  一次審査合格のお知らせ


 春夏秋冬玲 貴方は我が事務所はるかぜでの書類審査を突破したことをご報告させていただきます



「おっしゃ!一次審査通過した!!!」

「ちょっとうるさい!」

「あ、ごめん玲奈。」

「朝から元気だね〜お兄ちゃん、お姉ちゃん。」

「ちょっと!聞いてよ!お兄ちゃんがさ、一次審査通過したって騒いでうるさいの!」

「喜んでるだけだろ!」

「え、!お兄ちゃん一次審査通過したの!おめでとう!」


すると、キッチンから母さんが出てきた


「早く準備しなさい。学校遅れるわよ」

「はーい」

「行ってきまーす」

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夢の世界で夢の舞台を くろねこ丸 @mdrvrvrv

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