第4章 新たなる反逆者




___ある日。皆が訓練室に集められた。何かあるに違いないのだが 総務の横にシェイクスピアがいるのが気になる。


総務「シェイクスピアの帰還により 新たな脅威が明らかになった。シェイクスピア。詳細を。」

シェイクスピア「はい。私は一度この施設を抜け出し ある組織の偵察へ赴きました。その組織は別名【不撓の茨】。その組織が 私達の組織へ宣戦布告をしました。」

バートリー「っ..!?」

エカチェリーナ「どうしたバートリー。」

バートリー「...構わぬ。続けろ。」

シェイクスピア「では。私は偵察と同時に 不撓の茨の加入者を把握しました。」


そしてシェイクスピアは名前を読み上げた。


シェイクスピア「総監の【執蕾 斬】。加入者のカエサル, ジル・ド・レ, ガリレオ, ルイ14世, ピョートル三世, ゲーテ, ビスマルク, 巴御前, 斎藤道三, 細川忠興, 宮本武蔵, 佐々木小次郎。の計13人です。」


その名前の羅列を聞いて 何人かが反応した。


クレオパトラ:アレクサンドロス「カエサルっ...!?」

ジャンヌ「ジル...」

コペルニクス「あぁ...ガリレオ...。」

ダヴィンチ「ルイ...ッ!!!」

ナポレオン「ビスマルクか...。」



口々に皆が反応する。知り合いなのだろうか。


シェイクスピア「皆さんが反応している通り 今回の敵は我々の宿敵とも言える者たちです。」

 

そう言うと皆は頷いた。そこで総務が話始める。

 

総務「シェイクスピアの言う通り 今回の敵はかつて我々に苦渋を飲まさせた者たちだ。だが 臆する事は無い。此方の施設に人員を招いた。何れも名うての実力者。我々の敗北はあり得ない。」

 

総務がそう言うと 皆が顔を見合わせた。

______そうして会議が終了し 皆が自室に戻った。そこである考えが浮かぶ。何故皆が敵の名を聞いた時に反応したのか。そこで皆に話を聞く事にした。手始めにコペルニクスから。

 

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