第1章
『ご苦労だった。あの原因不明の機械兵器についてだが あれについて正体が判明された。』
『本当ですか!?』
『ああ。会議室に来てくれ』
そして通信は切れた。急いで会議室に向かう。すると政宗さん,クロムウェル,ニュートン,ジャンヌがいた。
政宗「来たか。」
ニュートン「総務殿。それで 正体と言うのはなんだったんですか?」
総務「ああ。あの機械兵器は『G.P』と名付けた。」
クロムウェル「G.P?一体どんな意味が?」
総務「God Punishment.神罰だ。」
ジャンヌ「神罰...」
総務「そしてどうやって製造されたのかも分かった。どうやら 陸,海,空に創造主と呼ばれる者がいるらしい。その者を倒せばG.Pは無力化するようだ。」
ニュートン「なるほど...それでその創造主と言うのはどこに?」
総務「今は不明だ。それにまずは此処のG.Pを先に殲滅しなくてはならない。そのため 一度皆を此処へ帰還させている。まだ時間は掛かるが 準備を頼む。以上だ。」
政宗「分かった。」
そして政宗達は一度本部へ戻った。
総監「まずは皆が帰還するのを待とう。」
部屋で独り言を言っていると ノックが聞こえた。
総監「どうぞ。」
政宗「総監よ。話をしよう。」
総監「政宗さん...どうしたんですか?」
政宗「ただの雑談だ。いきなり本題に入らせてもらうが...此処に皆が帰還するだろう?多分...私は総監の前にあまり姿を出さなくなると思う。」
総監「えっ...」
重い理由かもしれない。
政宗「理由はだな...単純に面倒なんだ。その...女性陣の..扱いが。」
総監「えっ」
政宗「一応私も女性だが...外野は言い方が悪いな。私に恋する輩は多い。何か...こう...面倒臭くてな。総監といると自然と人目に付くだろう?だから極力避けるようにしたい。」
総監「なるほど...。片想いされてる側の政宗さんは恋愛とか興味無いんですか?」
政宗「私は人の色恋沙汰に余り興味は無い。だがそれが仕事に支障をきたすのなら話は別だ。私情を仕事に持ち込むのは主義に反する。それに..私に好意を抱いても 何の利益も無いからな。」
総監「...なんか意外ですね...政宗さんってあまり気にしないタイプだと思ってたんですが...仕事と恋愛は別という事ですか?」
政宗「いや...まず恋愛は私には不要だ。一人でも私は生きていける。恋愛に時間を割く位なら自分の事に時間を使いたい。それに...私と恋愛をしても 長くは続かない。私は恋愛には向いてない。一匹狼だからな。」
総監「まぁ恋愛にも色々とありますからね...。」
すると政宗さんは少し笑った。
政宗「ふふっ...こう言う何気ない会話が一番楽しいな...。また何かあったら話させて貰うよ。まぁしばらく関わりは少なくなるが。メールか何かで話そう。」
総監「了解しました。メール待ってますね。」
政宗「あぁ。私は部屋に戻るよ。ではまたな。」
政宗さんは部屋に戻った。暇になったので 取り敢えず寝る事にした。
──────────第1章 完。
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