異世界食レポ！～現地の料理店を冒険しながら紹介～トラ顔紳士の食レポブログ

12店目「魅惑のスイーツ！その正体は！？」

こんにちは、甘いものならバケツ１杯食べられるトラ顔紳士です！

今回紹介するのはスイーツです！

ウメーディで今行列ができるスイーツを堪能してきましたよ！

お店の場所は、ウメーディ市場。

たくさんの露店が並ぶエリアですね。

ブルーの屋根が特徴で、最近では若い女性を中心に常に10人以上の列が出来ています。

なんでも夏でもひんやりプルプルのスイーツとして、口コミを中心に若い女性たちの間でちょっとしたブームになっているようです。

店主は、前回ご紹介したスライム料理専門店【スラリン】の天才シェフ。

本店が夜の営業開始前の時間だけ、露店でスイーツを販売しているようですね。

ということは、今回のスイーツもスライム料理？

一抹の不安も覚えながら、早速スイーツを注文しました。

今回注文したのは、

のびーるぷるるん　五銅貨

……ネーミングセンスは微妙ですね。

木製の器にブルーの粘性の高い液体を流し入れ、金色の粉を振りかけただけの簡単なスイーツ。

器まで冷やしてあるのか、器からも清涼感が伝わってきますね。

シュワッと炭酸水のような爽快な香りが漂い、どことなく懐かしい感じがします。

シャリッ。

スプーンで液体をすくおうとすると、表面は薄い氷のような膜に覆われています。

その奥はプルプルで弾力のある手ごたえ、しかもこのスイーツは伸びるんです！

スイーツをすくって口に運ぼうとすると、ぷつっと切れずにねちっと長く伸びます。

これは面白い！

まさかすぐに切れずに伸びるなんて、今までのウメーディのスイーツには無かった試みですね。

それでは味はどうでしょうか？

シャリッとした食感に続き、清涼感のある甘みが広がります。

砂糖のようなべったりとした甘みではなく、サラッとすぐに消えてしまう優しい甘み。

一体何を使っているのか聞いても、「企業秘密」とのことでした。

ひんやりと冷たく、あっという間に口内温度が二・三度低くなりますね。

このスイーツの魅力は味だけではありません！

食べている間に食感が変化するんです！

初めはシャリっとした表層に続き、ぷるんとした噛み応えのある弾力感。

すぐには溶けてしまわず、噛んでいる内に徐々に小さくなっていくイメージですね。

そのため食べる際にはスプーンいっぱいに盛らずに、一口大ずつ食べることをおすすめします。

これはなかなか中毒性のあるスイーツですね。

人気が出るのが分かる気がします。

ちなみに味はプレーンの他に、キャラメル味、ストロベリー味、ベリー味と全30種類。

売り切れると店じまいするので、早めに並んでおきましょう。

店名：革新的スイーツの店【スラッペ】

予算：五銅貨

店の雰囲気　★★★☆☆

店員の対応　★★★☆☆

スイーツの味　　★★★★★

コスパ　　　★★★★★

バラエティ　★★★★★

総合評価　　★★★★☆