第65話 別れ
人間の少年──キャビネット・クラインと、彼の操る黒色の生物を前に、キンキは狼狽えていた。
「おいおい、なんだこの数は。洒落になってねぇぞ」
巨大な百足の頭を撫でる彼は、完全に此方を無視して何かを話している。
「よくやった」だとかなんとか、キンキにはさっぱり理解出来ない。
「聞いてねぇ。こんなに居るなんて聞いてねぇぞ。全て操ってんのか? あのガキは──」
独り言のつもりだったが、少年はキンキに見る。大百足もギロリと赤い眼を向けた。
「最初から全力を出すのが、悪いんだ」
「あぁ? な、何言ってんだ。先手必勝だろうが」
「だが、私はまだこれだけの手駒が居る」
両手で自身の配下を自慢するように、彼は言った。
「お前の炎の前では、恐らく無意味だろうからな」
「……じゃあ何だ。それを召喚しなかったのは、俺の残存魔力が低下するまで温存してたってのかぁ!?」
「ああ」
「舐めやがって──!!」
キンキは奥歯を噛み、拳を握り締めた。
彼女の残りの魔力量は、2回程度の治癒魔法、十数発分の火魔法が限界だった。身体強化については、現在でも問題なく使用していける。
魔力を失ったといっても、一般的な兵士相手なら何人とでも戦うことが可能だろう。
だが、所謂ネームド級の敵と戦うには、やはり火を纏う強化魔法は欲しいところであった。
彼女の使用したその魔法は、燃費が悪い代わりに、火と水魔法を無効化し、ほぼ全ての近接戦で有利を取れる。近付く者は、全て燃やし尽くすことが可能な代物だ。
身体強化とは別に、単純な身体能力の向上も見込めた。
また、スロースターターという言葉があるが、火を纏えばその逆を可能にする。
身体を温め、最初から常に100%の力を出せるようにする。
地味な副効果ではあるが、言葉通り先手必勝を愛する彼女との相性が良い。特に強者との戦闘に於いては、相手の調子が整う前に倒すことを可能にした。
今回のように、ひたすら時間を稼がれなければの話だが。
「だが、俺はまだやれる。ただ炎を失っただけだからなぁ」
強がって、キンキは言ってみせる。
キャビーが言った通り、炎さえあれば殆どの顕現体を無効化出来た筈だった。完全に目算を誤った。
「先ずはハオと合流しないと。彼奴、今何処に──」
小さく呟いて、彼女の眼が少年から拠点に動いた瞬間──
キンキの思惑に反し、戦闘が開始された
3体の小さな狼型の獣──センキュリーが他の顕現体から先行して疾走する。それに続くのは、大百足だ。
「くそっ──」
すかさずキンキは、拳を構えた。
だが、センキュリーが到達する前に、彼女の背後に黒い怪物が姿を見せた。それは地面から突然現れた。
3つの赤い眼を別々に動かし、巨体がキンキを覆い尽くす。まだ名も付けられていない大浪だった。
それはキンキの背後から首元を噛み、骨を砕いた。
「何──!? いつの間に出やがったチクショウ」
更に大浪がのし掛かり、キンキは膝を付く。そこへセンキュリーが飛び掛かった。
「探知が使えない時点で、お前に勝ち目はない──左手を噛み千切れ」
キャビーの命令を聞き付け、大百足が牙を開き突進する。
狙いは白いコアの付いた彼女の左手だ。
体外に白いコアを用意し、彼女は自己治癒を強化していた。それを落としさえすれば、少なくとも一瞬で回復されることはない。
大浪やセンキュリーが噛み付き、動けないキンキの左腕を捉えるのは、簡単だった。
大百足の左右に開く太い牙が突き刺さり、突進によるスピードも合わさって、噛み千切るというより、引き千切った。
「あぁあああぁっ!! クソがぁっ!!」
キンキは叫び、残った右腕で獣を振り払う。すると、組み付いていた大浪は、自らその場を離れた。
「──!?」
主人であるキャビーが迫っていたからだ。
彼は刀を振り上げると、キンキの右腕を斬り飛ばした。その後、右脚を回して彼女の腹を蹴り飛ばす。
「ぐぁっ──」
キンキはそのまま背中から倒れた。
立ち上がる間もなく、キャビーが視界に入る。
「このガキ──かはっ!?」
迫真の顔で言い放ったキンキだが、脚で首を踏み付けられてしまった。
「もう喋るな鬱陶しい」
彼女の首が絞まり、顔を赤くしていく。
「脚を押さえていろ」
脚に、大蜘蛛の糸が絡みついた。
両手を失い、脚を縛られ、「くっ……そぉ……」と僅かに絞り出した声はそれだけだった。
キャビーはもう彼女の顔を見ていない。彼は片脚で首を踏み付けたまま、もう片方の脚で跪いた。
しゃがみ込み、心臓を見ていた。
「折角だから、殺す前に貰っておくか──」
キャビーはナイフを取り出し、胸に突き刺す。悶絶するキンキの声が聞こえてくる。
色の宿ったコアは、宿主が生きている内に体内から取り除く必要がある。人間のコアを引き抜くのは、初めてだった。
彼はやや高揚し、心臓を抉り取った。
赤いそれを握り潰せば、中から綺麗な水晶が瞬いていた。
「凄い」
キャビーの眼に、綺麗な水晶体が映る。
それは7割程度を赤色が占めており、白が組み合わさった2色のコアだった。
「これが採れたばかりのコアか」
眼を見開いて絶命している死体には興味もなく、彼はコアを十分に眺めてから異空間に収納する。
全く出番が無かった顕現体を見て、不憫に思ったキャビーは、
「食っていいぞ」
キンキの死体を差し出すのだった。
★
その頃──
アイネは、ハオとの戦闘中であった。
「ふっ。やっぱり人間の子供を痛ぶるのは、いいものだな。ここまでしでかしたんだ、ゆっくりと殺してやる」
彼が操るのは、やや水気を含んだ土だった。土人形またはゴーレムのようなものだが、実際の見た目はただの大きく盛り上がった土だ。硬さもない。その代わりに粘質があり、自由自在に形を変えるのだ。
「ア、アンタなんかキャビーが来たら、瞬殺なんだからね!!」
「あの少年のことか? ははっ、今頃キンキ様になぶり殺されているだろうな」
ハオはキンキの勝利を信じて疑わない。それよりも今は、丸くなって寝ている少女を警戒していた。
こんな時に寝ている度量も去ることながら、何故か戦闘に参加しない理由は、
魔法の使い過ぎか、コアに圧力が加わり過ぎたからだと考える。
だが、いつ復活してもおかしくない。それだけは注意しなければならない。
仮に復活したとて、キンキの炎には遠く及ばない。出来るものなら、目の前の少女の死体を見せ付けたかった。
「そこっ!!」
アイネが叫んだ。
すると、突き出した腕から風の刃を飛ばす。それはハオの操る土人形に僅かな傷を与えただけだった。
「ははははっ。何をするかと思えば、その程度か。わざわざ声に出す程でも無いんじゃないのか?」
ハオは笑い、土人形でアイネを突き飛ばす。
「きゃあっ!!」
アイネは転がり、地面に倒れた。しかし、直ぐに起き上がる。
「根性は認めるが、その剣は使わないのか?」
アイネは剣を所持していた。身体に見合っていない長身のそれは、持っているだけで動き辛そうだった。
「いちいちうっさいわね、アンタ。これはとっておきなの!!」
「はははっ。それがお前の秘策ってやつか? 全く可愛い子供だな。私が買ってあげよう?」
「うぇ、気持ち悪……アンタ、もっとクールな性格かと思ったわ」
土人形による打撃が再び迫ってきた。
アイネはそれを剣で防いだ。
しかし、分離していた土人形が背後からアイネを殴り付ける。
「きゃっ──!!」
背中を強打し、倒れ込む。
今度は、ゆっくりと立ち上がる。
「痛ったいわねぇ……」
アイネは剣を引き摺りながら、真っ直ぐハオに向かって走った。
「無駄だよ」
「はあっ!!」
アイネはこれでも剣術を習っている。立ち塞がった土人形に対して、切り掛かる。
斬るのは容易だった。しかし、変幻自在に形を変えるそれは、直ぐに元通りとなってしまう
「はぁはぁ……ふふっ」
だが、アイネは微笑んだ。
「何を笑ってる」
「アンタのそれ、柔らかいのね。アタシの魔力でも簡単に切断出来たわ」
「は?」
得意気に言うアイネに対し、ハオは思わず固まってしまう。
そして、腹を抱えて笑い始めた。
「ははははっ! おいおい、それで良い気になってるのか!? 人間の子供は、本当におめでたいな」
アイネはまた、ハオに向かって走り出す。
「この人形はな、斬られてもいいように出来ているんだよ」
土人形が彼女を阻んだ。
ハオは勘付いていた。この少女は間違いなく、何かを企んでいる。
だが、その上で捻じ伏せようと考えていた。企みを誘うべく、わざと隙を作ることにする。
「まだまだいけるわ」
アイネは呟いて、また走り出す。
何度も特攻を繰り返した甲斐あって、漸くアイネは十分にハオに近付くことが出来た。
「今よ!!」
そして、彼女は剣を投げる。
それは丁度、左右に揺れ動く土人形の隙間からハオが見えた瞬間だった。
剣には縦回転が掛かっており、更に多くの魔力も込められている。
ハオは関心する。
剣を真っ直ぐ飛ばすのではなく、回転を掛けた。土を切断しようとしているのだ。
先程、土人形を一度切断したのはこれの布石だった訳だ。
実際剣に回転を掛けるべきかはさておき、実証に基づきそれを行っているのは、賞賛に値する。
少女にしては、考えられた作戦だ。
「しかし──」
ハオは笑う。
わざわざ、土を切断出来たことをアピールし、あまつさえ掛け声をあげる姿は、やはり良い気になっただけの滑稽な子供だ。
自分を凄いと思って疑わない、若気の至りだ。
ハオは防御用に仕込んでおいた土を前面に展開する。
回転している剣を受け止めるには、柄を掴む必要があった。
土を前面に展開したのは、剣の全体を土に触れさせる為だ。
回転している所為で、目視では柄を掴むことは難しい。剣の全体像を土で感じ取り、柄に土を集中させたのだ。
そのようにして、ハオは剣を掴み取ることが出来た。
「ふっ、ふふ──」
彼の唇はプルプルと震え、笑いを我慢していた。
いや、我慢する必要はない。
もう笑ってしまおう。
ハオが声を上げて笑った時、無音の刃が土を切り裂いた。
掴み取った剣が落ち、少女の姿が映る。
彼女は片腕を突き出していた。
あのポーズは、風の刃を出す時に取っていたものだ。
少女の手から、僅かに緑の閃光──の残り香が見えた。
コアを破壊した際に出るものだった。
しかし、それにハオが気付いた時にはもう遅い。
風の刃は土を切断しただけでは止まらない。そのままハオの首を切り落としてしまった。
ハオの高笑いは、首が切断された後も続いた。
そうして、アイネはハオとの戦闘に勝利した。
「やった……の?」
ハオの頭が落ち、身体が崩れる。同時に浮き上がっていた土は、ただの地面に戻った。
「やった……! ──いや、今はそれどころじゃ」
勝利の余韻が訪れたものの、直ぐに思考を切り替えた。
「クィエちゃん!!」
ハオに阻まれたとはいえ、
キャビーから妹を頼まれたにも関わらず、離れてしまった。アイネはクィエの無事を確認するべく、急いで駆け寄った。
「クィエちゃん!! ──え?」
しかし、彼女はいつの間にか眠ってしまっていた。
「嘘。こんな時によく眠れるわね……」
アイネは嘆息し、だが無事であることに安堵する。
クィエをおぶり直して、ミミを探した。
★
クィエの霧が晴れたのは、キャビーがキンキに立ち向かって直ぐのことだった。
霧の中からは、沢山の奴隷が死んでいた。
「そんな……ミミぃ!!」
だが、その中にミミは居なかったのだ。
ミミを探そうと拠点を出て、巨木の浮き立った根っ子の、その先を見に行こうとしたところ、ハオに見つかり戦闘となった。
「ミミ、何処なの……?」
現在は、一旦獣人の拠点に戻っている途中だ。ミミも大事だが、キャビーの様子も気になっていた。
「キャビーは無事だよね?」
拠点に戻ると、キャビーが何食わぬ顔で立っていた。アイネは思わず、走っていく。
「キャビー!!」
抱き着く勢いだが、クィエを背負っている為、それはしなかった。
「アイネか」
「アイネかじゃないわよ。無事なのね!?」
「当然だ。私は決して負けない」
「あれ? 師匠に負けてなかった?」
「……うるさい」
ともあれ、無事で良かった。アイネはそうキャビーを讃える。
「ねぇキャビー……ミミが居ないの。何処か分かる?」
「ああ、ミミなら」
キャビーが指をさしたのは、アイネが歩いて来た方角だ。
「え……?」
眼を凝らせば、沢山の脚を波のように揺らして歩く大百足が見えた。その上には、ミミが跨って乗っていた。
「ミミ!!」
アイネは彼女の元へ走っていく。ミミも地面に飛び降りて走って来た。
「アイネ様!!」
クィエを背負いながらでも、アイネはミミに顔を埋める。ミミの両手は、アイネの頭を撫でるのだった。
「無事だったのね!?」
元々傷だらけなミミだが、とても元気な姿をしている。
「はい。キャビー様の……百足様が助けてくれまして」
「百足が?」
当のキャビーは、わざと、外方を向いていた。だが、間違いなく彼の命令で大百足は動いたのだ。
「そっか。でも、無事で良かったよぉ」
「アイネ様もご無事で何よりです」
「ねぇ、聞いて!! アタシ、ハオって男をやっつけたんだよ。どうやったかと言うとね──あっ」
ミミに逢えたことが嬉しくて、アイネはつい舞い上がってしまった。
ミミは獣人だ。同族を殺されて嬉しい筈がない。
元より殺人は、誇るようなことではなかった。
「アイネ様……?」
「ミミごめん。獣人、沢山死んじゃった」
アイネは彼女のお腹で、涙を流す。
「アイネ様。アイネ様、お顔を上げて下さい」
「ミミぃ」
アイネは眼を赤くし、口を曲げて、顔を見せた。
「可愛いお顔が台無しですよ」
ミミは自身の服でアイネの涙を拭いてあげる。
「私はアイネ様やキャビー様、クィエ様がご無事ならそれで構いません」
「でもぉ……」
「私はアイネ様達のことしか知りませんから。貴方達が一番です」
「ミミぃ……」
アイネはまた涙を流し、顔を押し付けた。
「それに全員ではありませんよ。生き残った者は、この百足様が逃してくれましたから」
「そうなの?」
アイネは再び、キャビーを見る。
彼は巨木に向かって魔法の練習をしていた。
「はい」
「そっか……うん。良かった、」
キャビーが魔法の練習を終え、戻ってくる。彼はミミに用があるらしく、彼女の前に立った。
「キャビー様。助けてくださり──え?」
ミミは言葉を区切る。目の前の少年が、突然両手を広げたからだ。
何かと思って首を傾げていると、彼は「ん」と言ってそれを続ける。
「えっとぉ……」
困っていると、遂に彼は言葉にした。
「抱っこ」
「はい……?」
「は!?」
ミミは困惑した。
アイネは驚愕する。
「はーやーくー」
しかし、キャビーが身体を上下に揺らし、駄々をこねると、ミミは急いで彼を抱き上げるのだった。
「申し訳御座いません。こ、これで如何ですか?」
抱きかかえられたキャビーは、眼を閉じてじっくり考える。
「あ、あのぉ」
「微妙」
しかし、眼を開けた彼はそう答えた。
「あっ……はぃ」
ミミの首元へ、キャビーの両手が伸びていく。彼女に付いている首輪に触れた。
「え、あ、あの……!?」
「お前は、私を信用するか?」
首輪の内側に親指を滑らせ、それを握る。キャビーはそのようにしてから、ミミに問い掛けた。
「はい、勿論です」
迷わず、ミミは返した。
「一瞬だけ首が締まるからな」
「わ、分かりました」
キャビーは、首輪の内側に忍ばせた両方の親指を、左右に引っ張る。そして、魔力を込めた。
「うっ」
すると、首輪が急速に彼女を締め付ける。直後、それは真っ二つに割れて、地面に落ちた。
魔力を流したことにより、首輪は収縮を続け、最後には2つの金属ボールが出来上がっていた。
「え……? あ、有難う御座います。まさか外せるなんて……」
「闇魔法の消失を使った」
「こ、こんなに一瞬で……? す、凄いです」
ミミはお礼の意味も込めて、キャビーを抱き締める。
「んんん、臭い。獣、臭い」
しかし、そう言われてしまい恥ずかしそうに頬を赤くした。
「風呂に入って、首を念入りに洗え。私はそこがお気に入りなんだ」
「は、はい……」
更にキャビーはコアの欠片を取り出すと、それを破壊する。ミミの胸元で白い輝きを放ったそれは、直ぐに収束していき彼女の体内へ消えていく。
治癒魔法を施したのだ。
ミミの開かなかった片目が開き、キャビーを捉える。傷の一部が消え、彼女の顔がはっきりと現れた。
小さな耳に、やや垂れた眼の中で輝く黄色の瞳は、相変わらず輝いてみえる。
「これがお前か」
「キャビー様……も、もしかして傷を……? ですが、これなら貴方の怪我の方が……!!」
「私はもう平気だ。包帯も巻いたし」
「しかし──」
それでも食い下がるミミの額を指で弾いた。
「きゃうっ」
ミミは片方の手で額を押さえた。そこそこ痛かったのか、眼に涙を浮かべる。
額に赤い痕を残した。
「うぅ……あ、あのぉ。キャビー様?」
「何」
ミミは言い辛そうに眼を落とすと、決心したのか再びキャビーを見つめる。
「向こうにまだ奴隷がいます。その、もし可能なら他の首輪も──」
言い終える前にキャビーが指を出した。ミミは反射的に額を守る。
「調子に乗るなよ、人間如きが」
「も、申し訳御座いません!!」
「お前は生きてもいい人間だと思っただけだ」
「は、はい。感謝しても仕切れません」
「後は私の顕現体が護衛する」
奴隷の耳飾りも消失魔法で切断した後、キャビーはミミから飛び降りた。
メリーを探す必要がある。その為、もう別れの時間がやって来てしまった。
「ミミ。ちゃんと無事で帰ってね!!」
「はい。アイネ様もキャビー様も、クィエ様も。ご無事で」
最後は笑顔で見送り、彼女はスキゥーエルと共に巨木の向こうへ消えて行くのだった。
『作者メモ』
ハオ君には、そうそうに退場して貰いました。本来、これくらいが丁度良いですよね。因みに、当初はあんなゲスキャラじゃなかったんですけどね……
ハオの首を落としたコアの欠片は、キャビーが馬車の荷台から発見し、アイネに持たせたものです。これで全ての手持ちは使い切りました。多分ね。
後はメリーを探して帰るだけなんですが、キンキを倒した後から、一切ストックもありません。結末は決まってますが、一箇所だけ迷っている部分もありで、少し考える時間を頂く可能性があるとだけ伝えておきます。
また、お願いします。
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