第6話 4.95%二度とコロナにかからない、39℃の発熱&アナフィラキシーショック

 まず、最初の頃にWebニュースで読んだ記事は「95%二度とコロナにかからない&副反応は絶対ない」でした。薬効があるのに生理食塩水より安全なわけがないだろ、と思いました。生理食塩水も大量に投与しすぎると良くないと書いてあるので。


 そのため、その後しばらくして調べた記事に39℃の発熱だとかアナフィラキシーショックだとか書いてあって滅茶苦茶びっくりしました。あの記事取っておけばよかったと思いますが、もう見つけられなかったです。「副反応が絶対ないのにアナフィラキシーショックなんて言う致命的なものがあるってどういうこと!?」とびっくりしたことははっきりと覚えているので、最初の頃は色々な記事があって、どれを信じるべきか、どれが正しいかよくわからなかったというのも、コロナワクチン接種に慎重になった理由のうちの一つです。


 出てきた当時、コロナワクチンは変異しやすいコロナに95%二度とかからなくなるという、ノーベル賞級の効果があることになっていました。あまりにも強力すぎるように思えます。


 薬と毒は紙一重といいます。どちらも、人体に何らかの影響を及ぼす物です。「メリット>デメリット」になるのが薬、この反対が毒です。

 強い薬はそれだけ強い毒でもあります。体に対する作用が強いという意味だから。

 例えばモルヒネは強力な中毒性を持つ麻薬ですが、末期がん患者の痛み止めとしてなら許容されています。なぜなら、メリットがデメリットを上回っているから。


 一方、ワクチンも薬と同じではありますが、ワクチンの場合は薬と違って健康な人に打つので「メリット>>>>>>>デメリット」でないと打たないイメージです。


 病気にかからないために打つのに、ワクチンのせいで病気になっては、打たない方が良いことになります。

 だから、薬よりワクチンの方が副反応とか万一死亡した場合の判定が厳しいはずであると、私はコロナワクチンが出る前までは信じていました。


 ちなみに下記の慣用句(探せばもっとたくさんありますが抜粋しました)が毒≒薬であることを示しています。用法用量を守れば薬で、守らなかったら毒になります。トリカブトも附子という漢方薬になるくらいですし、ここには書きませんが、探せばもっとそういうものがたくさん出てきました。

 薬も過ぎれば毒となる

 毒にも薬にもならない

 酒は百薬の長


 つまり、強烈な薬効があるというのは、副反応もそれだけ強いはずであり、他のワクチンなどと共通のアナフィラキシーショックと、接種直後の39℃の発熱等しかないのはおかしいと思いました。

 ドラッグストアで買える市販薬だって、ずらずらとたくさん副作用が書いてあって、決まり文句みたいに妊娠中の方は~とか書いてあるのに、医師が処方する強烈な薬効があるコロナワクチンでこれだけというのがおかしいです。


 しかも、外国ではすでにそれなりに大勢打っていて、人種、性別、年齢、基礎疾患など、まったくバラバラな人に打っています。

 ぶっちゃけると、それだけ多種多様な状態の大勢に打っていたとしたら、既にあるインフルエンザワクチンだったとしても、死亡や重症の外れを引いてしまう人がいるはずです。でも、誰も死んでいない、副反応はない、大丈夫です大丈夫、と言われて信じられますか?


 治験の期間が足りないか、検査項目が足りないか、あるいは私の知らない何かがあるのか、それはわかりませんが、私はこれだけでも接種したくないです。


 というより、私の場合は、この段階では打った時のメリットが、前年度の死亡者数から「インフルエンザ以下の脅威度の風邪(コロナ)にかからない」になりますので、インフルエンザワクチン以下のデメリットであることがはっきりとするまではコロナワクチンは打てないです。


 39℃の発熱もみんな会社を休んでまで何で打とうとするのでしょう?

 1回コロナにかかるのと変わらなくないでしょうか?

 コロナにかかっても何割かは無症状なのに、ワクチン打ったら1回有症状でかかるのと同じではないかと思っていました。


 発熱というのは体の防御反応です。異物(細菌やウイルス、毒など)を排除するために体温を上げて免疫力をUPさせます。

 つまり、39℃などという高熱を発してまで排除しなければならないと、健康な人の体が判断するような「何か」が入っているということです。

 こんなの打って本当に大丈夫なのだろうか、と思って当然ではないでしょうか。


 しかも、大勢の人に打つのなら、「39℃の高熱」という所だけで、何か後遺症が残る人が出てくるはずだと思います。

 それなのに、それが書いてないというのは、治験が足りてないってことだと認識しています。被験者数が足りないのか、治験期間が足りないのか、あるいは結果をまとめるのに時間がかかっているのかはわかりませんが。


 ちなみに発熱しなかった場合はどうでしょうか?健康な人の体が高熱を発してまで排除しようとしている「何か」が排除されていないってことです。

 抗体ができれば何の問題もないというならともかく、本当に大丈夫なのか、検査していないだけで実は「〇値が悪くなっていますねー」、とか後から言われる可能性はないのか?というのは認識しておくべきだと思います。

 つまり、39℃の発熱があれば、それはそれで問題ですし、なければないでも、問題がある可能性があるということです。


 あと、39℃の発熱はコロナのワクチンとして設定できる副反応の範囲を超えています。

 病気の人の治療に使う薬ではなく、健康な人が病気を予防するために打つワクチンなのだから「メリット>>>>>>>デメリット」でないとおかしいです。

 開発期間1年がここに効いている気がします。いろいろな対応すべき問題も置き去りにして、抗体値さえ上がればOKということにしたという印象です。


 強力な薬は強力な毒でもある、という考えからすると、コロナワクチンは劇薬としか言いようがないです。

 その劇薬を短期間で開発して、治験期間も今までの物より短くして、いきなり大勢に打つというのが、ギャンブルにしか思えません。

 どんな弾が何発入っているか、入っていないかもわからないロシアンルーレットです。こんなものを人様に勧めるなんて、なんて恐ろしいのでしょうか。

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