心機一転ってことは、新しい道を進めってことよね。

ってことは、この道を行ってみるべきね。

何があるかなぁ～？ふふふ～ん

いいわね、この辺。斜めの道が多いけど、高い所から人間たちを見下ろすの、好きなのよね。

これが、坂の上ってやつね。昔、大きいメスが言っていたやつだわ。

静かだし、花や木が多いし、小さい餌も居るかしら？黒い鳥が居なければ、最高ね。

なんだかちょっと、お昼寝したくなってきちゃった。

綺麗な花がたくさんあるし、この上でちょっとお昼…寝…

「猫ちゃんが寝てる…。どうしましょう…？困ったわね。驚かせたくはないけど…」

ん？なに？ちょっとショボついたメスだわね。

「ごめんねぇ。お花にお水をあげたいの。どいてくれないかしら？」

ん？どけってことかしら？いいわよ。お昼寝してただけだし。しょうがないわね。

「ありがとう。また遊びに来てね」

さて、寝床とご飯探しを再開しなきゃね。

とりあえずは、ごはんかなぁ。

ん～。匂いのする袋も箱もないわねぇ…困った…

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい