朝吹様が舞姫を書くとロマンティックになった

戦時中を扱った作品を得意とされる朝吹様の新作

行く先ざきで知り合った女性と恋に落ちる

後で聞いたら不誠実にも思えますがその時は真剣だったのかもしれません

知り合ったのが戦時でなく今の平和な時代の海外赴任なら当然日本にも一緒に来れたのでしょう

そんな血の巡り合わせが遠く見知らぬ人を結びつける

恋愛を綴る様が美しいと同時に
挟まれる周期表の話題に甘くなりすぎない朝吹様らしさがあるように思います