この世界とは..

「じゃあこれからこの世界のことについて話すわね」

「何から話そうかしら?何か気になることある?」

「じゃあ僕の怪我をどうやって治したのか教えてください」

「わかったわ、まぁ簡単に言うと魔法ね」

おおお!この世界には魔法があるのか俺も使えるかな。

「魔法があるんですね、僕でも使える様になりますか?」

「ええなるわよ、まずは初級からだけどね」

「じゃあこの世界の魔法について話すわね」

「まず魔法の種類は元素魔法と世界魔法があって、元素魔法はこの世界の万能元素を特定の元素に変化させて攻撃などをする魔法で、万能元素はこの世界の空気の100%を占める物質よ」

万能元素か面白そうな魔法が使えそうだ。

「じゃあ呼吸はどうやってしているんですか?」

「呼吸は人体が万能元素を酸素に変化させてしているのよ。元素魔法はこの人体が万能元素を変化させている仕組みを攻撃用にしたものよ。だから元素魔法はみんな使うことが出来るのよ」「で、世界魔法は正式には世界干渉魔法、魔法の技量が上がると修得することが出来るわ、主に種類は、時、重力、物質干渉、精神干渉、の4つで他にも種類はたくさんあるけど大体はこれに該当するわ」

「ちなみにあなたの怪我を治したのは世界魔法の時を使ってあなたの体を怪我をする前の状態にしたのよ」

「ノゾミさんは時を使うことが出来るんですね。

あの時は本当ありがとうございました。それと時って実際には何が出来るんですか?」

「私は、物質時空操作と時空速度操作が使えるわ。

最初のは物質の時間を進めたり戻したり出来る魔法で時空速度操作は特定の範囲の時空の進むスピードを操作できる魔法よ」

「ほぼチートじゃないですか!」

「そうなのよ、この魔法も世界魔法では初級の方だけど強いからこの世界の魔法はすごいのばっかよ」

「そういえば、魔力とかはいらないんですか?」

「魔力とかはいらないけれど、魔法を使うにはかなり集中力がいるわ。だから忍耐力のある人が魔法使いとして強いのよ」

「話変わるんですけど、ミルクちゃんって前世の飼い猫ですか?」

「ええそうよ、私がミルクとお散歩している時にトラックに突っ込まれてそのままこの世界よ」

「なんか辛いこと聞いちゃってすみません」

「良いのよ、またこの世界で一緒に楽しく生きているんだもの」

あれ?そういえば俺ペットは...

「忘れてた!リュー君置いてけぼりじゃん!」

「あら、急に叫んでどうしたの?リュー君ってあなたのペットかしら?」

「そうです、僕はリュー君の背中に乗って飛んでいて落ちたから空でリュー君が彷徨ってるんです」

「それは早く探さないとね、私も一緒に探すわ」

「ありがとうございます!」


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