オルギアへの応援コメント
会話する二つの超常的な存在が、最後にちょっぴり寂しげなのがいいですね。
彼らもまた、自分たちの輪郭を濃くしてくれる強い光を持った人間を求めているのかもしれません。
互いに弱まりもすれば、強まりもする。実は人間と表裏一体の存在なのではないかと感じました。
文章の重厚さについて近況ノートに書かれていましたが、ハヤシダさんの書かれる軽妙さは持ち味だと思います♪
作者からの返信
あぁ、そうですよね。光が強ければ強いほど、影はその濃さを増しますもんね。鐘古さんのその解釈をあまり持たないまま、私はこの物語を書いたかも知れません。ありがたい感想です。ありがとうございます。
私が好きな音楽はポップスが多いです。だからでしょうか、文体は重くなりません。
でも、ポップスも、その歌詞が論文ではなく詩歌である以上、語られない部分に真理が隠れているように見えるものです。
私のカク物語が、読み手によって素晴らしいものに昇華されるという、今回の鐘古さんのコメントのような事象はスゴく興奮します。
とても嬉しいです。ありがとうございます。
オルギアへの応援コメント
寿命をもらう=「人生のあとの方」を差し出す気がしていたので、「若い時代を取られて一気に老いる」というのが目から鱗でした。これは人間が試されますねー…
最後、今と言う時代を感じさせる終わり方で、余韻があって良かったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます、愛崎アリサさん。
人の願いを叶える超常の存在って基本的に意地悪ですよね。
そういった存在に人類が勝てるとしたら、それは愚直な愛だったり揺るぎない信念だったりかな、なんて思ってしまいます。
そして、描いていない部分に思いを馳せてもらえるのは、書いた人間としてとても嬉しく楽しくありがたいものですね。
カクヨムはホント、カク天才とヨム天才が一杯いてヤバいっすな。
オルギアへの応援コメント
とても興味深く、また内省にも向かわせてくれるお話でした。
この物語を読んで、まだ自虐的だった頃の自分を思い出したんです。
自分が死んで誰かが助かるなら、それは良い生命の使い方だ、
それなら本望だし、むしろ喜ばしいと。
自分の価値を誰にも認めてもらえないから、死んで命の価値をあげようとしてたのでしょうかね?
挺身は尊いとも思いますけど、同時に無責任でもあるのかなぁ、と最近は思ったり。
いい人になるために、他の10人を悪い人にするなら、私は悪い人のままでもいいのかな、と最近は思ってみたり
いやいや、そうじゃねえだろ!?
と、反骨心が湧いたりw
こういう作品がつくれたらいいなぁ……と
羨ましく思ってました✨
作者からの返信
コメントありがとうございます、天川さん。
【オレという個人はありのままで尊い。ダメな部分があるのは誰しも当たり前。ダメさも含めてオレがオレを誇って何が悪い!】という基本スタンスが持ちにくいのが日本のしんどさですよね。世界基準だと普通な気もするのですが。
だから、自虐がとめどなく自身を苛み、生き辛くなる。そんな事、ありますね。
ヒーロー願望や自己犠牲は、きっと自虐や自己否定の上にあってはいけないんでしょうね。
この物語は、読む人によって色んな事を思わせるものになったのでしょうか。そうだったら嬉しいです。
天川さんのこのコメントは『あぁ、なるほど。こういった感想も頂けるのだな』と感慨深いです。