第5話 パンドル露出

[...]

[すぐに国王と会議だ。緊急で会議室にリモート会議を繋げ]

管理部[了解しました。]

_____________________

会議室

国王[で、突然どうした。]

[パンドルのことはご存知ですよね。]

国王[ああ、もちろん。]

[そのパンドルが今、地面に露出しています。]

国王[...!]

[早急に国民を退避させるなどの措置を取るべきです。]

国王[避難してどうにかなるようなもんなのか?]

[...少々お待ち下さい]

[...]

[計算出ました ....]

国王[どうだ...]

[もしパンドルがこのまま不安定になると...あと3日でパンドルは崩壊を始めます。]

国王[...!]

[もしパンドルが崩壊したら、世界を塵にする程の爆発が起こり周りの惑星を吸い込む程のブラックホールが完成します。]

国王[なんとかパンドルの崩壊を止めることは出来ないのか!]

[...パンドルのクライシスゾーンの終わりを迎えた合図は、パンドルの悲鳴と呼ばれる大地震です]

[先程大地震がありましたよね。]

[調査の結果。パンドルの悲鳴だということが分かりました。]

国王[...]

国王[この後正午から、パンドルが危険なことと、逃げても無駄なことを放送をする。]

[了解しました。]

国王[おい、放送部。緊急放送の予定を正午に入れてくれ]

放送部[了解しました]

国王[なにか他に伝えることはあるか。]

[分からないことは研究所に問い合わせろと伝えておいてくれ。]

国王[了解。]

[よい最期を]

国王[お前もな]


_____________________

ニュース[ここで、国王から重大発表との事です]


正午

国王[落ち着いて聞いてください。]

国王[現在、パンドルが地表に露出して、大変危険です。]

国王[このペースで行くと、3日後には崩壊するとのこと。]

国王[分からないことは研究所Xxxx-xxxx-xxxxへ。]

国王[全国民に告ぐ。明日から、3日間は休日とする。また、会社が社員に対し出勤を求めることは認めない。]

国王[この3日間を用いて、悔いを無くすことを勧める]

国王[以上にて緊急放送を終了する。]

_____________________

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