第4話 刃と銃声 

ドンという銃声と共に俺のはらがはじけた、

間違い探し正解さがし


そこには変わり果てた雄一がいた、もはや人間なのかも怪しい異形な姿に

なぜか俺は雄一だとわかった

「!!!!]

「ゆぅいちー」

「お前雄一なのか‼‼‼」


「そうだよ僕だよ赤根 雄一だよ」


「君の言う通りだった逃げればよかったんだ」

「確かに君からしたら幸福だったのかもしれない」

「でもだからって」


ドンドンドン


3発の銃声が体をえぐった

「俺にだって逃げる場所なんてなかった誰にも言えなかった

死にたかったし消えたかった、それしか考えられなくなってた

君にわかるかい僕の気持ちが‼‼‼‼


ドン


右手を吹き飛ばした。

「いてぇ…身体もいてぇけど…心はもっといてぇなぁ」


「ごめんな俺嫉妬しちまってよ……」

俺は一人だったけどお前も一人だったんだよなぁ雄一


俺が悪かった…だからそんな危ないものすててさぁ一緒にゲームの話しようぜ


雄一は引きった顔を見せておびえていた俺が血だらけでそばに寄ったからだろうか

そんなことはどうでも良かった。


ただこの銃をおろしてくれさえすればドン一発の銃声がきこえた


俺の体に大きな風穴をあけた


途端、雄一の発狂する声が聞こえた

わぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


ぼくはぼくはぼくぼくぼくぼわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ


バックん食われた雄一が後ろにいた化け物に。


「雄一」

刃‼‼‼‼‼


そこには彼女が駆けつけてくれた、刃その傷

「いい」雄一はどうなってる……


おれになにができる力を……貸してくれ。

わかった

必要なことだけ伝える


傷はすぐには戻らないけどあなたは零体だからその傷でも動けるはず。

敵は悪霊それも雄一君を食ってる。助けるには消化される前にあいつをやるしかない‼‼‼‼


「わかった」


君の右手に私の力を入れるそれで戦って以上

「あぁ」


あがぁぁあああ


鞭の攻撃をいなし 捕まえて 消化液を出すこうげきをよけ


つぎに雄一を盾にしてきた


一瞬動きが止まる


くっそ


刃そのまま


彼女の手から波動が一線


敵は上体を崩し「死ね」


そして首をたたき切った。


「雄一」「雄一」


雄一は消えかけていた

「おい蒼井これは」

「大丈夫これは悪霊のせいじゃない」

「雄一君、君は君の望みをかなえられたんだね」


「うん生まれて初めて、赤根君っていう友達ができて僕、

僕の本音をぶつけられて、きみとであえてよかった」


「おれも俺もだよ雄一、俺も雄一と出会えてよかった」


なぁ蒼井天国ってあるのかなぁ?

わたしも行ったことないからわからない

けどあれば素敵だね


あぁすべてが報われるならこの世の地獄も笑えるのかもしれない。











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死んだ僕と幽霊が好きな彼女 ミツルギ @hashibirokou913

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