第21話
◇
人工祟りの動きは緩慢でヒトガタ以上に脆弱だったが、なんせ神降ろしが無い。一撃をいなし躱すたびに肌が焼けつき、一合の読みあいで一気に神経をすり減らす。
こんなのは子供の頃、道場で大人の警察官と仕合って以来の事だった。
手刀と足刀を武器にする人工祟りは人間が相手に出来るような存在じゃない。後の先を狙って紙一重で躱せば斬られた髪の毛がヒラヒラと宙を舞うのだから、刃物を相手にしているのと何も変わらない。そして警棒代わりとはいっても内部が空洞の為に攻撃を受ける事は適わない。
深く踏み込んで手刀を突き刺して来る。
僕も大きく踏み込んで半身になり回避。
左腕を絡ませ右の掌底で顎を打ち上げ、警棒を喉に引っ掻けて投げ飛ばす。
十手術、『喉輪捕り』の応用。
会場からは感嘆と応援の声が徐々に出始めた。
今度は足刀で首を刎ねようとして来る。
姿勢を沈め、蹴り足を掴んで上に持ち上げ転ばせたらもう片方も持ち上げる。
あとは遠心力を利用して振り回すだけ。
馳選手ばりのジャイアントスイングだ。
闘技場の壁、下部のコンクリに頭から叩きつける。
会場からは漸く、德川コールが鳴りだした。
声援に応じるように、人差し指で額の血を掃う仕草をする。
すると、それでまた声援は一際大きくなる。
説明は不要だろうが、これ、三沢社長のアピールである。
なら次に仕掛けるのはタイガードライバーだろうか?
しかし、地面が厚い砂なのでスープレックス系は効果が薄い。
ならばと、体術スタイルを忠宗からキヨミンにシフト。
掌を相手に向けて構えるグラップラーから、拳を握るストライカーへ。
脇を締めて、銃口を向けるように。
利き手の骨が折れているので右の拳を固めて。
コンクリから脱出した首がおかしな方向に曲がった人工祟り。
当たり前だったが、それでもまだ機能を停止しようとしない。
(やっぱ、体術じゃ祓いきれねえ)
(忠宗のナノマシンと違って、僕じゃ体術に霊力が乗らねえ)
大振りのフック気味に首を刈取りに来たので右のボディを二発から連絡変化での右アッパー。
首が跳ねたところで打ち出しの右ストレート。
クリーンヒットさせて人工祟りを吹っ飛ばし、僕は右拳を掲げて腕をグルグル回す。
会場は一気に沸く。
竜心館の生徒も少しはホッとしたのか、上杉さんを視て何かを話しかけている。
この右の四連撃。
そして、このアピール。
言うまでもなく、辰吉丈一郎選手であった。
キヨミンは新体操選手なのに辰吉選手が大好きなので。
僕もまた、影響を強く受けていた。
キヨミンから実験台にされ続け、こうして覚えるぐらいには。
(竜心館の生徒、これで少しは余裕が産まれてくれりゃいいんだけど…)
(武田ちゃんの影響下から抜ける生徒も出て来てるか)
(次代の奥州源氏。その筆頭に苦戦は許されない)
(忠宗の考えは理解出来る。この研修会で一気に信条館と他校との協力体制を敷く)
(その為には、苦戦なんか見せてはならない)
(戦闘があった場合は圧勝以外してはならない)
(やってる本人、ギリギリなんだけどな)
だが、やはり体術では祓えそうもない。
ナノマシンが霊力を乗せない以上、打撃に意味は無い。
僕には切り札がある。
拷問をしていたあの女の子を黙らせたのは此れを知られる訳にはいかなかったからだ。
これから死地に赴く親友にあの母ちゃんみたいな親友が何も贈らない筈がない。
僕はこの胸の中に、村正製の鋼糸を仕込んであった。
忠宗は最悪に備える事こそが戦支度であるとする考えの持ち主であるので、僕にとって何が最悪な状況なのかを深く理解していた。
そう、アイツは昨晩の作戦会議の中で、より細を穿って説明するならば僕の胸に鋼糸を仕込んだ際にこう言っていた。「殿にとっての最悪は霊力を含む精神感応兵器を持たないで危機的状況に陥る事じゃ。そして何やら不穏な空気のするリーダー研修会。ワシの見立てではリーダー研修会などというのは世間一般を誑かす名目でその実、何処の学校が新遠野市の覇権を握っているのかをハッキリさせる為に邪魔な殿を消す事が目的にしか思えん。イジメによる自殺があまりに有名な殿をリーダー研修会に呼ぶとも思えぬからのう?加えて幕府に救援依頼を出して来た直江嬢の事もある。ワシがおらぬと寂しく思う気持ちは解るが、ワシはいつも殿と共にある。殿の胸の中にワシはおる」だったか。
本当にそうだと思う。
数による姑息な嫌がらせを事前の備えで跳ね返す。
それこそが僕等幕府のやり方だった。
女の腐ったような感情で笑いながら人を殺すような連中に。
すぐに自分の味方を作ろうと立ち振る舞うようなガキに。
オメー等みたいなクソに。
もう僕は屈する訳にゃいかねーんだ。
鉄パイプで刃物のような腕による斬撃を受け、後方にいなす。
祟りの体勢が前に大きく揺らぐ。
此処で僕は鋼糸を胸から一気に抜き出した。
抜き出した結果、血が盛大に吹き出した。
見物客からは悲鳴が上がる。
痛みはあるが気にならない。
痛がるのは後でも出来る。
今はコイツを止めるのが先だ。
マネキンのような姿の祟りの全身に鋼糸を巻き付け、行動を封じる。
握る手から血が滲む。
でも僕はテンションをかけ続ける。
ジリジリと、ギリギリと。
後ろに回り、背中を足裏で踏みつけたまま。
ジリジリと、ギリギリと。
軍手でも嵌めていれば一気に切り裂く事も出来たのだが。
素手で一気に切り裂けば僕の手が切れてしまう。
なので、ゆっくり。
だから、じっくり。
ギチギチと音を立てて村正特製の視えない刃が肉に食い込んで行く。
でも、まだまだ。
このまま輪切りにしてやるぐらいじゃないと僕の気が治まらない。
潰れた指先の両手で引っ張り、潰れた指先の右足で押し付ける。
徳川康平は独りなら脅威じゃないだ?
僕はいつでも独りじゃねえよ。
いつだって連中は僕の傍にいるんだよ。
待ってろ。
次はお前の番だからな?
グギギギと祟りが苦悶の声を上げる。
喉に巻き付いた鋼糸は既に真ん中辺りまで食い込み骨に届こうとしていた。
祟りに骨があるのかどうかは解らないが。
人間ならば骨がある辺りまで鋼糸は食いこんでいた。
戦う僕を心配そうに見つめるのは上杉さん。
けれど気さくに微笑みかける事すら出来ない。
胸の傷は焼けるように熱くて。
両手の掌は氷を流し込まれているように痛くて。
でもこの怒りも殺意もぶつけるのはこの祟りだ。
やがて祟りは膝を折りガクンと地に崩れる。
それでも倒れる事が無いのは僕が両手で固定しているからか。
死んだふりなんかされたら最悪だ。
更に僕はテンションをかける。
やがて。
真っ白な顔の無いマネキンは。
真っ黒な煤のような負の思念の残滓を吐き出しながら飛散し消滅。
質量を失った為に鋼糸はするりと僕の掌を深く斬り、そしてそのまま踏みつけてしまったので足の裏も少しだけ斬ってしまう。こうして僕と忠宗の切り札はその役目を終え、この闘技場の砂の中に埋もれるようにして廃棄された。
どのみち、もう絡まってしまっていたので再利用は出来ない。
こうして僕は人間として、何とか断罪用の祟りである『人工ヒトガタ』に勝利を収めた。
ガクリ、と。
膝が折れて気付けば肩で息をしている。
胸からの失血が酷いのか、それとも積み重なったダメージが此処に来て一気に来たのか。
今なら一歩君がどんな辛さで強敵を相手に勝利していたのかよく解る。
ただの人間として戦うなんてのは二度と御免だ。
虐待の経験が無ければまず間違いなく祟りの攻めに耐えきれなかった。
それ以上に拷問で心が折れていた。
母ちゃんには感謝しなくてはならない。
でも、これで終わりじゃない。
僕の勝利に驚き目を見張る学生ばかりの中、無表情に僕を睨みつける彼女。
その反応が来ると最初から判っていたからこそ、僕の戦いはこれで終わりじゃない。
どよめく会場の中、信じられない物を見たという驚愕の表情を浮かべる人々の中。
たった独り、氷のような視線を僕に向けて動かない彼女。
心底、貴方が嫌いですという意思表示。
僕は楽しくなってしまってその氷の視線の持ち主にシニカルに笑って言い放った。
折れた鉄パイプの切っ先を突き付けて。
「どうよ?嫌がらせが大好きな嫌がらせの天才さんよ?神降ろし無しでも僕等伝統工芸科の生徒はこれぐらいやるぜ?自由の為に、青春を謳歌する為に?バカ言うじゃねえか。イジメが好きで好きで堪らねえだけのクソ女に侍は殺せねえよ。一族郎党全員が刑務所に入っても償いきれないような犯罪を犯しておいて逃げ切れると思うな。あん時は皆を守る為に死んだが、次は皆を守る為にお前を噛み殺すぞ?」
_視界中央に。
『START UP “KAMIOROSHI SYSTEM”』の文字が表示された。
_続いて視界中央にはデカデカと赤い文字で。
『STAND BY』の文字が表示。
傷が塞がっていく。
指先の潰れた爪も胸の大きな切傷も頬の裂傷も、全てが時間を巻き戻すかのように回復していく。肩で息をしていた体力も今は十全に機能する。体内のナノマシンが霊力を消費して失った機能を取り戻そうと大忙し。視界には様々なグラフや計器がデジタル表示されては消えて行き、その都度、僕の身体はドンドンと在るべき姿に戻っていく。
どうやら神降ろしの無力化というのは無力化された時点で霊力は固定されるらしく、僕はこのリーダー研修会参加時点、つまり上杉さんが〈ビシャモンテン〉の力を行使した時点の霊力を行使出来るようであった。
深読みせざるを得ない。此処まで都合よく此処でタイミングを合わせたかのように伏線を回収するなんて、どんなベタ甘の恋愛小説にだって無いだろう。
_例えば上杉さんが研修会中、一切議事堂の自分の席を動かなかった事。
それは自分の席に自分の精神感応兵器を予め仕込んでいたからだと僕は思い至らなかった。僕が武器を隠し持つ知恵は忠宗による物だが、あのハゲが思いつくような子供の悪戯みたいな軍略を軍神が思いつかない筈がない。
_例えば上杉さんの身の回りは龍心館生徒で固められていた事。
それは隠していた自分の武器をこの闘技場に運ばせる為の、その一点だけだったのではないだろうか。女子グループは女子グループで動くという文化が在ると僕はそれを信じていたけれど、そもそも生徒会長しか参加出来ないリーダー研修会で龍心館の生徒が過剰に上杉さんの周囲に居たのは上杉さんと接触する輩を龍心館生徒に限定する為だったのではないか。
そもそも自分の取り巻きを使って御遣いを秘密裏に行う事なんて生徒会長ならば誰でもやってる職権乱用だと一番それを知っているのは僕だった筈じゃないか。伝統工芸科を使って人気のパンを買い占める程度しか頭が回らない僕だが、軍神ならば隠した刀を秘密裏に此処まで運ばせるなんて事は造作もないんじゃないだろうか?
_例えば、上杉さんの座る席が武田ちゃんと対極にある事。
そう。それは、
何より此処で武田ちゃんと一戦やらかすつもりだったんじゃないのか?
上杉さんは頑丈なフェンスを流麗で可憐な日本刀を使い一太刀で切り裂くと、すぐさま僕の下へと駆け寄り背中合わせで日本刀を構えた。その手には見慣れた籠釣瓶が握られていて、上杉さんはその見慣れた相棒を僕とは視線を交わさずに渡してくれる。
すぐさま喧々囂々の闘技場へと会場は変化。
水を打ったかのように静まり返っていたのは幻想かと思うぐらい。
今や、音で地下が揺れている。
上杉の裏切りだ!と騒ぐ奴もいた。
やっちまえ徳川ぁ!と騒ぐのは見知った顔の近所の生徒会長。
德川くん格好良い!やっつけちゃえ!と騒ぐのは僕が知らない女子の他校会長。
武田さん!と騒ぐのはリーダー研修会が既に機能しないと判断した女子の生徒会長だった。
龍心館生徒会の女子生徒はスカート内部に隠し持っていたカップ酒タイプの御神酒を闘技場内部に投げ入れ、次々に抜刀。
ふんぞり返っていた虎心館生徒に向かって見事な楔形陣形で駆け出していく。
剣戟の金属同士がぶつかり合う音と、逃げ惑う者の悲鳴と、龍心館・虎心館の女子生徒が戦う怒号が闘技場を支配する。
全ては。
軍神の掌の上の出来事だった。
僕の頑張りさえ、この太もも姉ちゃんの計略の一部だった。
「アンタ…。どーんだけ頭良いのよ…?」
「ごめんなさい徳川くん。貴方が祟りを祓ってくれるまでは私も謀叛出来なくて。貴方の得物も平坂博士から渡されてたんだけど、牢屋に監禁された貴方の監視は想像以上に厳しくて。こんな風に最後の最後の大一番でしか渡せなくなっちゃって…」
「そっか…。ウチの理事長と繋がってた内部情報提供者ってのはアンタだったんか…」
「徳川くんがどれだけ強いのかも解らなかったし、貴方が本当に独りじゃ何も出来ない場合は此処で謀叛も起こせなかったの。だけど平坂信条館の狂犬って二つ名が本当だったって判った時点で私達龍心館も戦おうって!男の子が頑張ってるなら、女子も頑張んなきゃねって!」
意志の強そうな、でも落ち着いた声で。
メインヒロイン然とした優等生美少女は言う。
氷のような眼差しの武田ちゃんを。
炎のように熱い視線で睨み返す。
「メインヒロインって、普通はこうあるべきだよな…」
「ええっ!わ、私がメインヒロインですか⁉」
「ああ、違う違う。上杉さんは龍心館の生徒会長であって、その龍心館はそのまま平坂信条館女学院に編入って形になるんだろうから上杉さんはヒロインであったとしてもメインじゃないんだ。何て言うか、ウチのメインヒロインは見た目だけなら上杉さんみたいな優等生然とした美人なんだけど。こう、中身が五歳児のまま止まってしまったんじゃないかと思わざるを得ないような天真爛漫な天然記念物でね。今頃、そのメインヒロインは茶の間に寝っ転がって胡麻煎餅食べながら御神酒飲んで、往年のコメディ映画なんかを観てゲラゲラ笑ってる筈なんだ。ケツとか、スネとか、ボリボリ掻き毟りながらな?」
間違いあるまい。
そしてそうした日常こそが僕の帰る場所だ。
氷のような冷酷なロリッ子でもなければ。
炎のような熱血の優等生美人でもない。
ポカポカ陽気が信条の、グータラなお日様の下に。
僕は、帰るんだ。
「上杉さん、剣道は強いけど喧嘩出来るんか?虎心館の女子生徒もそうだけど武田ちゃんが懐柔した他校の生徒会長まで僕等の包囲網に加わってるぞ?護れっていうなら知らない仲じゃないし、友人割引適応の料金格安で護るけんど?」
「バカにしないで。私、優等生なのは学校だけで、オウチに帰るとすっごいワガママで、すっごいオテンバで、いっつもお兄ちゃんと喧嘩してるし!女子ってだけでバカにしないで!」
そのセリフを聞いた僕は遠い目にならざるを得なかった。
相棒である籠釣瓶さえ抜く事を忘れて、僕は遠くを、本当に遠くを見つめた。
忠宗、井伊君、ジョー、オックー、イケイケダ、伝統工芸科の皆…。
僕、徳川康平は今。
まるで男子が描く理想のメインヒロイン像みたいな女子生徒と一緒に居ます。
男子が思い描く。
都合の良い女子像が具現化したかのような女の子と一緒に居ます。
ツンデレっつーの?
岩手県にも居たんだ。
旧市街の女子高生は皆が兄妹みたいに育ったから喧嘩もリアルだし。
ゲームで男子が負けるのも珍しくないぐらいにギーグでナードな女子ばっかりだし。
美少女剣士。
僕の物語にも。
綺麗で面倒見の良い御姉さんが現れてくれたのか。
「ああ…。そうだよ、そーゆー反応だよ…。そういう反応が返って来ると男子は安心するんだよ。蹴っ飛ばしたり殴ったりしてくるモデル級美女とか、何考えてるんだか解らないけどすぐに僕の物を盗ろうとする無口なカジキマグロとか、元気の押し売り甚だしいオテント娘とか。僕、まだ十七歳なのに最近はすっかり老け込んじゃってな…?」
「ええっ⁉ちょっと!そんな遠い目をしてないで!謀叛起こしてるんだから徳川君も構えてくれなきゃ困るんだからさ!」
「休日の趣味がマドレーヌづくりの女子なんて実在してないと思ってた自分が恥ずかしい…」
「ちょっと!徳川君!今は私の趣味なんか関係無いでしょ!」
「龍心館の皆さんも真面目で一途で大和撫子の鑑だ。女子高には珍しい男子だからってんで僕から距離を置こうとするその反応が初々しいというか普通というかで嬉しかったもんな。大奥においで?色々常識の無いウチの大奥に来たらキャラ変わるような気もしなくもないけど…」
「なんで剣を振るうのに全然闘気が無いの貴方は!お願いだから真面目にやって!」
鉄砲玉であるのだろう、僕と上杉さんにそれぞれ一名ずつ女子生徒が飛び掛かって来た。
手にしているのは武田騎馬隊の特徴である山刀。
分厚く、そして反った刃物は平坂が使うマチェットそのものであった。
それを上杉さんは大上段に構えた小豆長光で「ヤァッ!」と気合と共に斬り伏せ。
それを僕は籠釣瓶を居合抜いて如何でも良いと無言で掻っ捌いた。
契機として、大量の人間が闘技場中央に押し寄せる。
_そして視界中央にはデカデカと赤い文字で。
『READY!』
の表示。
僕と上杉さん、二人の声が重なり合う。
「平坂信条館生徒会長・徳川康平。神降ろし、起動!」
「龍心館高校生徒会長・上杉心。神降ろし、起動します!」
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